ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

『すずめの戸締り』を観ました♪

こんちわ 穴掘り職人CHOKKOです。

さて、先週ですかね、前々から観たかった

映画作品をレンタルして来ました。

 

『シンウルトラマン』と

『すずめの戸締り』

 

実はずっと前…いつだったか

9月くらいでしたか、ちょっと忘れてしましましたが

前にも一度、レンタルしに

「GEO」に行ったことがあったんですが

残念ながら、その時はまだ、レンタルリリース

されていませんで、

自宅から自転車で、瀬田までえっちらほっちら

出張ったのに、無駄足だったので

別段 他の何を借りるでもなく

結局途中のミニストップに寄って

ソフトでぽんして(笑)帰ったんですが

 

今回はちゃんと事前にネットでリリース

見て行きましたよ。

自転車で(笑)自宅から片道20分くらいかな

前のルートと違うので行ったので

意外に早くいけて良かったです

(片道約25分 287カロリー消費)

 

さて、そんなこんなで

レンタルして来ました

『シンウルトラマン

『すずめの戸締り』ですが

ウルトラマンの方は、以前 映画館に

見に行った時に感想書いていたので

chokkochips.hatenablog.jp

 

今回は

新海誠監督作品 

『すずめの戸締り』についての感想を。

 

さて、『ゴジラ−1.0 を見て来た』でも言いました様に、

あたしは論評したり、分析したりするのが

大変苦手なので

相変わらず、断片的な感想文 です。

(勿論 あくまで個人の考えです)

 

これから先は

結構ネタバレを含みます

 

『すずめの戸締り』

新海誠監督作品です。

『君の名は』は劇場に見に行ったんですが

『天気の子』は見に行ってませんで

同様に本作品も見に行ってませんでした。

どーもね、天気の子に関しては

食指が伸びなくてね〜

でも、今作品に関しては

なんか気になっていて、行こうか行くまいか

迷ってたんですが

今回のレンタル、販売リリースを機に

見てみることに!

いやしかし、映画代って高いですよね

あたしは年寄りでシニア割1100円で見られますが

それでも高いやね。

レンタルしたら250円っすよ

劇場の雰囲気やら、大画面やら

施設の維持運営費を鑑みてもですね

映画高いわ(怒)

 

はい それはともかく

見ました『すずめの戸締り』

それで 結論から言いますと

 

大変大変気に入りました。

『君の名は』も好きですが、

どーっちかというと、『すずめの〜』の方が

あたし的には好きかも♪

 

◾️あらすじ

 

あらすじはね、他のブログやネットの方々が

上手にまとめていらっしゃるので、そちら

参考になさっておくない(笑)

 

まぁ簡単に言いますと

ある日の朝、登校途中で廃墟を探しているのだという

大学生と出会う、すずめちゃん

その時教えた廃墟に行ってみて、不思議な扉を

見つけますが、その時ふとしたことから

変わった石像を手に取ってしまう

実はそれは、災厄を抑えていた『要石』で

すずめちゃんが要石を抜いてしまったことから

地震が起こるようになり、

その大学生 草太と共に

猫に変化して逃げてしまった要石を探して

九州から四国、神戸東京

そして東北へと旅をしながら

災厄が出てくる扉 後戸(うしろど)を

閉めて回ることに…。というお話。

 

さて、観ての感想

『君の名は』も多分に精神世界や、神道的な

世界のお話でしたが、今回の

『すずめの戸締り』ではより一層

精神世界、神道、仏教的な要素が感じられる

そんな、作品でした。

廃墟(にある扉)を探している

宗像草太は代々続く『閉じ師』と云うことで

後戸を閉じる時、何やら祝詞のようなものを

唱えるんですが、

それが、なんかあたしには聞き馴染みのある

音階で(?)心地よかって。

え〜 どう言おうか。

あたしの育った環境 と云うのも

結構、神道や、陰陽道に近いものが身近に

ある、そんなものでした。

神道祝詞や仏教の真言や経文が

周りで普通に耳するようなそんな感じで

あたし自身も、子供の頃から

祖母や母等から、教えられ

自身でも、祓え祝詞や幾つかの真言

ある種の所作や、一種の「まじない」等

覚えております。

あたしには普通なんですが、

以前大阪の友人に話すと

珍しがられました(笑)

そうなの?

 

さて それはともかく

劇中冒頭で、大学生草太さんは

猫に変化した要石から呪いを受けて

イス(すずめのこどもイス)

に変えられてしまうんですが

その動く椅子と化した姿観た時

昔観た映画『二人のイーダ』を連想しました。

 

記憶が朧なんですが、「二人のイーダ」では

広島の原爆で死んだ娘の死を受け入れられず

椅子の姿になった父親が、娘を探し回る

と云うストーリーだったような気がしますが

その、動く椅子を思い出しました。

 

で、九州を起点として

四国、神戸、東京、そして

すずめが生まれた東北へと

戸締りの旅が続くわけですが、

そこは、かつて地震や、水害等で

多くの災厄が生まれた場所。

そして、放棄され廃墟となった

そんなところに 災厄が出てくる

後戸(うしろど)がある。

 

ネットで見てましたら

新海監督は

始まりのときは地震祭とかするけれど、

その土地が終わった時のことは

何もしないじゃないですか

 

的な事をおっしゃっていて、それが今作品の

発想の元になっているのだとおっしゃってました。

神道上(仏法もそうかも)、あたしたちは

住む土地を、神様から借りている 

と云うことになっています。

それゆえ、家を建てたり、

街を興したりするときは

その土地の土地神様(産土神)に

住む土地の拝領を願い出る、そのための

儀式が地鎮祭

わけなんですが

反対に、家や街が使われなくなった時は

放りっぱなし と云うわけですね。

そのための儀式を

閉師は行って回っていた 

と云うわけですか。

なるほど

 

え〜 これはちと違いますが、

「お守り」や「お札」を寺社仏閣で

授与されること有ると思います。

これ、有効期限がありますよね?

お守りにしてもお札にしても

だいたい一年で効力がなくなり、

言い方が難しいですが

期限の過ぎた授与物は守護や加護の力が

反転して逆に負の要素を取り込みやすくなる、

イメージ的には神力や仏の加護の力が含まれた

スポンジが一年の間にぎゅ〜っと絞り出されて

含まれていた加護の力が出きってしまうと

今度は周囲の穢れを吸い込み出してしまう

故に、寺社仏閣に「お返し」するため

納めに行くわけですが、

今作品のすずめちゃんや草太さんの

行っていたことはそう云うことなのか と。

『謹んで お返し申す』

 

この作品で、災厄の出てくる扉

『後戸』

うしろど とは仏堂の背後の扉で

この正面にご本尊等が安置されるわけですが

俗と聖を分ける場所でもあり

神や仏はここから現世に出入りする

また、鬼等はここから出てくる そんな

場所なんだそうで

つまりは、異世界と繋がる場所

常世とか、幽世と呼ばれる

つまりは天界や、あの世と繋がる扉なわけですね

それが、要石が抜かれた状態なので

開けっぱなしになって、

または開きやすくなって

災厄(地震という形をとって)が

出てくる と。

家が人が住まなくなると

途端に荒れていくのは

このせいなのかも……。

 

話がそれますが

コンピュータプログラムで

アプリやプログラムに不正にアクセスする

ためにハッカーとかが仕掛けるものに

バックドアというものが

あるそうですが、

なんか、後戸と似てますよね。

 

かねがね あたしは、

神道や仏教は電脳と符合するものが

あるなぁ と思ってまして

例えば、神社なんかで、神様は一柱なのに

各地に祠や拝殿等祀っているところがあるのって

コンピュータで言うところの

エイリアス』の概念に近いんじゃないのかな〜

なんて妄想してます

例えば 〜〜大神様がいっぱいいらっしゃるんではなく

大神様は高天原や黄泉国に等にいらっしゃって

そのエイリアスたる祠や拝殿で

あたしたちと繋がっているのではないだろうか と。

 

この辺り、電脳コイル

うまく消化して作品にしてるよな〜

と思うあたし

精神世界や、常世の世界 と

電脳界

あたしらの『魂』と言われるものも

案外 空間内に築層された

デジタルプログラムのようなもの

なのかも知れません。

 

ああ 何言ってんだあたしゃ(笑)

 

段々 支離滅裂になって来ました。

お気楽な話題に切り替えましょう。

今回、九州、四国、神戸 東京と

たくさん方言が出てきて

方言フリークのあたしとしては

大変嬉しゅうございました。

特に、女の子の方言て

可愛いですよね

 

『君の名は』の高山方面の言葉も

良かったですが

今回の方言も、それぞれ良かったですね

 

すずめちゃんが猫になった要石を追って

どんどん旅していくんですが

不意に出たのに、お金は〜?と

心配してたんですが(笑)

昨今 携帯で支払いができると言うのを

すっかり忘れていました(笑)

おおう 時代だなぁ。

現金主義のあたしには無理だわさ。

 

後戸のあるのは

かつて、災厄があった地

最終的に、生まれ故郷の東北へ

赴いて 母の死を受け入れられないまま

常世で迷い彷徨っていた

自分と向き合うわけですが、

これは、それぞれ、その地の

鎮魂歌でもあるんだろうなぁ

(特に東北の)

と思いながら観ておりました。

 

悲しいことがあっても

ちゃんと 大人になるよ

 

前を向いて、未来を信じて

歩んでいこう

 

とすずめちゃんが

常世に彷徨う自身の影に説くシーンで

思わず涙腺が(笑)

 

うーん 感想が断片的すぎるよね

 

ああ 後、エンドタイトルで

すずめちゃんがたどってきた道を

逆に戻っていって

お世話になった方々にお礼を

言ってるんだろうな というシーンが

流れて これも良かったな

なんか トトロのエンドロール

思い出した(笑)

 

とにかく(急にまとめんな)

また観たくなる、いい作品に出会えました。

お金が出来れば、ディスクを購入したいと

思います。

もしくは、またレンタル(笑)