ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

シンウルトラマンを観てきました

ウルトラシリーズ40周年記念のタペストリ バルタンのもあります)

 

 

今しがた、『シン・ウルトラマンを観て来ました。

 

微妙〜にネタバレを含みます(笑)

 

■今日は気分が…

 

さて、今日は鬱傾向のあたしとしては

珍しく、気分が良かったので

前回の休日に掃除を済ませてたのもあり

午前中は、いつものなぎさ公園の散歩をして

(浜風が気持ちよかったぁ…)

昼からは

観たかった『シン・ウルトラマン』を観に行って来ました。

 

■映画なんて

 

いつぶりだろう、少なくともこのコロナ禍ではいってない。

さぁ、最後に見たのは『シンゴジラ』だったか

この世界の片隅に』だったか…どっちだったかな

シンゴジラ』と言えば、同じ日に、嫁様と

息子っち1号2号が珍しく、

 

『あたしらも、映画見に行くねん』

て言うし、一緒にいったん。

何の映画見るん?て聞いたら

アニメ(嫁は漫画と言います)や

いうので、どこ行くのか見たら

 

『君の名は』ですやんか!

 

ほれやったら、誘ってぇや

 

という、悲しい思い出が御座候(笑)

 

まぁいいや(笑)

 

■さて、シン・ウルトラマン

 

結論からいうと

とっても面白かったです!

庵野さんに樋口さんという

もう根っからの特撮ファン、ウルトラマンファンが

ウルトラ愛全開で作りました という作品でした。

 

■冒頭から

 

ご存知の方は多いかと思いますが、

ウルトラマンの前には和製トワイライトゾーン

ともいうべき、『ウルトラQ』が放映されていて、

ウルトラマンはその後番組として放送開始。

で、シン・ウルトラマンでもその辺りを

彷彿とさせるオープニングから始まるわけです。

いや〜やりますね♪

 

■ストーリーとしては

 

シン というので、全くの新ストーリーのかいな

と思っていたんですが

さにあらず、

第一作のウルトラマンの一話から最終話までを

ギュッと凝縮した、というのか

准えて構成されていて

うまくまとめたなぁ と感心しかり。

 

…と言いながら、実はあたし

ウルトラマンの各話はあんまし覚えていないんです

バルタン星人とか、ブルトンとかゼットンとかは

覚えてるんですがね

でも、それでも、ああ、ここを、あの話を

こうアレンジしたのか と分かって良かったですよ〜

 

■音楽と、効果音と

 

それに、劇中流れるBGMや、

ウルトラマンスペシウム光線や変身するときの

効果音が、これまたオリジナルを踏襲していて

それも良かったですよね

効果音とか、BGMって、リメイクや新作作る時

凄い、重要なファクターだと思うんですよね

 

全くの新作物は別として、例えば

宇宙戦艦ヤマトのショックカノンや

波動砲のシークエンス音とか

ガンダムビームライフルの音とか

これが変わってしまったら

いくらリメイクして美麗な絵になっても

しっくり来なくて、見る気がしなくなりますもん。

昔、レンタル屋で

ガンダム〜めぐりあい宇宙〜特別編』

というのを

レンタルしたらば、BGMもSEも

み〜んなかえてやがって(失礼)がっかりした覚えがあります

富野さん何すんねん(怒)

 

そんな訳で、今回のシンウルトラマンでは

主要な効果音やBGMに変わりがなくて、ほっとしました

 

また、怪獣のデザインはだいぶスタイリッシュになってましたが

ウルトラマン自体はオリジナルのアクタースーツ感が払拭されて

グレードアップされた感じで

ウルトラシリーズ後作の変なゴテゴテした

デザインでなかったのも好印象でした。

 

■至る所にオマージュ、リスペクト

 

が見受けられましたね〜

禍特対の女性が巨大化するシーンとか

ウルトラQのオマージュ)

先後のゼットンへの対処がもう手の施しようがなく

各国協議の元の結論が

『何もせんほうがええ』だったり

(多分、日本沈没のオマージュ)

ウルトラマンがチョップしたら

効かなくて痛がるところとか(笑)

その他、詳しい人はもっと見つけてるんでしようけど

とにかく

特撮、いや空想科学特撮愛に満ち溢れていた

そして、何より

ウルトラマン が本当に好きな人たちが

愛を持って作ったのがヒシヒシと伝わりました。

 

まぁ んなことは知ってますけどね(笑)

 

何より、ちゃんと最後

人類の知恵でゼットンに勝つところも

良かったですよぉ

 

■でも、これはちょっと 不満

 

楽しめたけど〜ちょっと不満だったのが

 

ウルトラマンが一度も『シュワッチ』とか

 掛け声言わない

 

○ザラブが 地球語は理解できるのか?と問われて

 君らの端末に翻訳アプリ入れてるんで

 大丈夫 とか言って

 女性隊員にテストされて返答するシーンで

 『君の翻訳は訛りがひどいのでわかり辛い』

 (バルタン初登場の時のエピソード)

 ってえのを是非、挟んで欲しかった

 (尺の問題で無理か)

 

■しかし

とにかく、良かった、思っていた以上に良かった

何度も言うけど、オリジナルのウルトラマン

初回から最終話までをうま〜くなぞって盛り込んでるし

旧作からのアイテムが、新解釈で生かされているし

ただただ面白かった。

 

でもウルトラQとオリジナルのウルトラマン

知っていたほうがより楽しめるかな

 

その点、若い世代や子供が

100パー楽しめるか と言うところは疑問

(なくても楽しめるけどね)

まぁ、あたしら世代の為の

大人のウルトラマン てところかな?

 

正直、コロナ感染のリスクと

千百円のお代に見合うのか

心配だったんですが

 

十分見る価値がありました!

DVD出たら何が何でも買います