ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

自転車でお詣り 近江國一之宮

こんちわ CHOKKOっす。

先日 2月12日 振替休日だったので

建部大社 へ参詣して参りました。

 

自転車で巡る 近所の

名所旧跡巡りシリーズ

今回は 建部さんですよ。

 

いや なんで唐突に建部さんへ

お詣りして来たのかと

申しますとですね、

ことの発端は、ブログでお世話になってる

うめじろう様のブログ

うめじろうのええじゃないか! を見てた事に

よるのです(笑)

 

a-jyanaika.hatenablog.com

 

うめ様はね〜 歴史や精神世界に詳しくて

博学でらっしゃってね〜 滋賀のことなんかも

ジモチーのあたしなんかよか、ずっっッとお詳しくて

ほんと、毎回感心しかりなんですよね。

 

でね ブログ拝見していて、はたと気がついたことが

ありまして、

そう言えば、あたし

建部大社 行った事

ないぞ? 

 

ええ? あみんちゅなのに?

大津在住なのに??

寺社仏閣大好き人間なのに??

こりやいかんわ

と言うことで、急遽お詣りすることに

決定!

なので 先に言っておきます。

 

うめ様のブログの

真似っこです(笑)

場所が同じなので、

画像がかぶってます(笑)

 

と言うわけで、とりあえず

一路 建部大社へ!

 

建部大社は、うちのご近所さん

前回行った、『大河ドラマ館』の

石山寺よりまだうちに近い 

往復、約7キロと言うご近所さんなので

今回も当然 自転車でGO!

 

ですが、一応神社ですので

まずは、氏神様の神社にお詣りして

それから建部さんへ。

 

さて 建部大社は瀬田の唐橋

渡って、直進したところに

鎮座まします。

 

近江國一之宮 建部大社

天武天皇白鳳4年(675年)近江國一之宮として

瀬田のこの地に祀られた由緒正しいお社

建立、およそ1300年といわれます。

 

自宅から

自転車で30分かからず

と〜ちゃこ。

では、一の鳥居を潜って

参道へ。

 

 

手水舎で身を清めて

御神門へと進みましょう。

コロナの影響か、手柄杓がなかったので

お水 直接手で受けて

お清めさせて頂きました。

さて あたし、確かに以前自転車で建部さん来たことは

覚えがあるんですが、どうも

駐車場で引き返して、お詣りしてないみたいです。

なんたること!

 

御祭神は日本武尊

熊襲征伐、東夷討伐、を行ったことで

有名な古事記日本書紀のヒーローですね。

草薙剣天叢雲剣)で燃え盛る

草を薙ぎ払い逃げ延びるエピソードや

荒れ狂う海を鎮めるべくお妃、

弟橘媛が入水する逸話、

また伊吹の山神(白いシシガミ)に挑んで

神罰を被り、薬湯で身を癒したエピソード

そして、遂には力つき白鳥となって

大和を目指して飛び去ったなど

数々の伝説の持ち主です。

一説によると、日本武尊とは

一人の人物を指すのではなく、

古代大和政権の、軍勢や軍事行動を

象徴するワードなのではないか

とも言われているようですが、

そう考えると、

西での熊襲征伐、東での

蝦夷討伐等も、なにかしら

実際に起こった大和王権

政治的軍事的行動を

神話という形で、のちに伝えた

その、象徴的代表としての名なのかも

知れません。

 

そして、もうひと柱

大己貴命

天津神系の日本武尊様と

国津神系の大己貴命が並んで

祀られているのは、なかなか

面白いですね。

何か、古代の政治的争いを表しているのかも

知れません。

 

さて、そんなこんなで

きちんと、本殿、権殿にて

参拝。

 

さて お詣りを済ませたので

うめ様のブログにも紹介のあった

菊花石を見に行きます。

菊花石は本殿の裏にお祀りりしてあります

菊花石と言うのは、玄武岩

菊花の如き結晶が現れている

岩石なのですが、どのようにして

菊花が生成されるのかについて

未だ定説が無いのだそう。

不思議ですね〜このように石に花が咲くとは

そして、日本武尊という、皇室の祖とも言える

神を祀るお社に

この石が祀られているのも

実にいわくありげです。

続いて さざれ石を拝見いたします。

君が代』にも出てくるさざれ石。

これは、以前貴船神社でも見たことがあって

割とある石なのかも知れませんが、

やはり神秘的な石として、神宿る巌として祀られているようです。

菊花石と並び祀られている事を鑑みますと

やはり、君が代の歌のように

皇室、ひいては日本国の安寧と

いつまでも続くことを祈願して

お祀りされているのかも知れませんね。

鎌倉時代後期の作と伝わる石灯籠

重要文化財です。

文永七年庚午の彫刻がある、県内最古と言われる

石灯籠です。

 

境内にある、石橋や噴水のある御池

木立と相まっていい感じです。

 

これに限らず、お詣りした日が

いいお天気だったためか、

境内は木漏れ日と

梢の風に擦れる音色が、実に清々しく

気持ちがいいです。

ところところに、ベンチや、陶器の椅子などが

あり、飲み物片手に(境内には売店茶店はないです)

ほっと一息ついて、この御神域の

清々しさと、神気を感じるのも、また一興かも

知れませんね。

うめ様のブログにもありました、源頼朝御出世水といわれる

神水

本殿裏手の木立の中には

水神社という龍神様をお祭りする

自噴井戸もあって、

建部さんは水とも繋がりが深いようです

ちゃんと保健所の認定書も提示されていて

飲めるんですよ。あたしも飲ませて頂きました。

1300年前 近江國一宮と定まった時

一夜にして現れたとされる三本杉の御神木

建部大社の社紋にもなっているようです。

先に載せた池の石橋の袂にある大灯籠

 

渡来の技術を携えた、大友氏が

瀬田の唐橋の安全を祈願して、建てたとされ

元は、瀬田川ほとりの臨湖庵庭にあったものを

この庭が作庭される折、移築されたものだそうです。

臨湖庵 というのは元瀬田城で、

以前は、料亭としてあって、

石垣や赤い門が残っていたのですが

今はマンションになっています

 

画像ではわかりづらいですが、結構大きな石灯籠です。

 

さて もうずっと大津に暮らしているのに

今で一度もお詣りしなかった建部大社さんですが

大きくはないのですが、境内は実に綺麗に

整備されてて、特におトイレの綺麗さに

驚きました。(笑)

 

勿論 近江國一之宮ですし、有名なお社ですから

知ってはいますが、

ご存知のように、あたしは初詣やたんびたんびの

お参りは、日吉大社に参詣しておったものですから

先述のうめ様のブログを読まなかったら

このまま、いかず仕舞いだったかも知れません。

 

灯台下暗し と言いますが、

近すぎて行かないところとか、まだまだあって

随分損してんではないかと言う気になっております。

なるほど、建部大社

コンパクトながら、実に奥深き清々しき

御神域のお社でした。

 

御神徳は

日本武尊様は 

 開運、出世、必勝、厄除、災難除

大己貴命様は

 縁結び、商売繁盛、家内安全、病気平癒、醸造

 

とありました、

皆様も、大津にお出での際には

是非、ご参拝下さい。

 

最寄駅 京阪石坂線『唐橋駅』

瀬田の唐橋超えて直進すぐです。