ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

方向音痴がチャリで行く 酷暑の飛鳥路1/3

皆様 こんちわ CHOKKOっす

さて セミリタイヤ生活も、早一月半ぐらいになって来て

将来への焦りと共に、

「今のうち

 やりたいことやっとかんと」系の

焦りも感じておりまして、

そのうちの一つ、旅に出ることへの願望

募っておったのであります。

毎日、家事となぎさんぽと、後はぼーっとするか

ビデオ見ながら、読書したり、漫画読んだり

親の世話したりを繰り返しの毎日の中

とうとう、旅立ち願望が、もう辛抱たまらん様に

なっててですね

どこかへ行くことに!

でも、お金もない事なので泊まりは無理

で、日帰りで、さて…と言うことで。

日帰りでどっかいく となったら

もう あたし的にはまず、あそこしか無い(笑)

そう、

そうだ! 奈良行こう

と言うことで、

令和5年8月29日 なんの用意もないまま

プイッと家を飛び出して

目指しました その先は…

奈良は奈良でも、ディープな

明日香村

でございました(笑)

 

と言うことで、

この。酷暑の中の明日香村 ブラブラ紀行

ちょいと調子に乗って、写真多くなってもうたので

3回に分けて、載せてみたいと思います

では、明日香村ブラブラ お付き合いの程を〜

京都から近鉄橿原神宮経由で飛鳥駅にとお〜ちゃこ!

いやしかし、暑い 何でピーカン日にしたんやろうと

もう後悔している、あたし。

しかも見てください、時間は十二時半近く

予定の2時間遅れやん(T . T)

とりあえず、

レンタサイクル借りにいかへんと

そう、この、この暑い最中

今回の移動は「レンタサイクル」

…死ぬかも(笑)

…と言うわけで、飛鳥駅前の

明日香レンタサイクル で自転車をレンタル

平日一日(9:00〜17:00)900円

電動自転車もあります 電自は1500円

貧乏性のあたしは、迷わず通常車 

しか〜し。出されたんは、モノホンの

ママチャリ しかもうちの息子っち2号の自転車の

ギア無しバージョ…え〜内装変速機もない?

あ〜 ははは

まぁ仕方ない 

とりあえず、行きますか!

遺跡が待ってる!

と言うわけで、まず目指したのは

飛鳥駅近くにある 猿石

だったんですが、こここへ来て気がつきました

そうだ、あたし自他ともに認める

すごい方向音痴 だったん

で。こっちか?いやあっちかと地図見ながら

行ったり来たり、しかし一向にわからず

とりあえず、猿石は諦め

鬼の雪隠・俎 へ

こっちも、かなり迷いましたが、

どうにかと〜ちゃこ♩

鬼の雪隠・俎は、田んぼの畦道を通り抜け

細い坂道を上ったところにあります。

斜面上に俎。下に雪隠 という位置関係。

これが、鬼の雪隠と言われる石造物

鬼が来てここで、用を足したとの伝承が残りますが

まぁ、古墳の石室の天井部石材。

有名な「石舞台古墳」のように石組でなく

一枚岩をくり抜いた構造

古墳の中には石室を、一枚岩のクリぬきで石室としている

タイプもあって、

益田岩舟なども、そうした物だと言われています。

こちらが、鬼の俎 と言われる石造物

鬼が、旅人を霧で迷わせ、このまな板の上で

料理した…との伝承があるのだそう。

ま〜、つまりはこの台座の上に

先の石が被さって、石室となっていたものが

何らかの理由で、崩壊し、崖下に転がり落ちた…

ってぇ、ところでしょう。

近年では、欽明天皇の墳墓の石室であると言うのが

有力視されているそうです。

因みに、先述の様に、天皇の墳墓の可能性のためでしょうか、

宮内庁の管轄となっております。

さ〜 次にいきましょう

途中の道からの、明日香村の風景 のどかな農村ですが

その田畑の下には、奈良以前の都の遺物遺跡が

静かに眠っているのです。

なんて素敵!

さて、次の目的地は

そう、亀石

亀石は、雪隠俎から、程近くで、

もらったマップと、道端の案内サインを見ながら

なんとか、迷わず到着〜

ああ〜亀石だ〜

亀のような動物が刻まれた石造物で、

誰が、何のために造ったのか、未だ解明されていません。

この亀石が西の方を向くと、明日香村が泥海に沈むという

伝承も残されているそうです。

かわいいですね〜亀石。

あたしゃ 子供の頃から、この亀石見ると、

どーもカエルに見えて仕方無いんすけどね、

亀なんでしょうね。

亀石、後ろショット

うん、確かに甲羅らしきものと、後ろ脚の様なものが

彫られている様なので 成る程、亀ですね。

この、亀なんですが、後で出てきます、

酒船石遺跡でも、亀型石造物が出土してたり

しているところを鑑みますと、

亀 と言うところにキーワードがあるのかも

知れません。長寿であるとか

玄武とか、古代の世界観とか、そういう

ものと何か関わりがありそうですよね。

次に目指したのは

飛鳥の宮 

あたしらお年寄りは、伝板蓋宮と習いましたが

今は飛鳥の宮というのだそうな。

今で言うと、このあたりが御所の大内裏なるのかな

飛鳥の都の中枢ですね。

往時は壮麗な宮殿や、部省の建物が立ち並び

斉明天皇頃は、石敷きの

広場が広がるとかしていたんでしょうね〜

ああ〜そこがここなんだぁ。

あたしらの頃はまだ、この地区で昔から、

板蓋宮の跡であると言い伝えられていただけ

だったので、伝板蓋宮だったのが

近年の発掘調査で、この地が飛鳥の宮であるのに

間違いないことが分かったようで、近頃は

飛鳥の宮と呼称されている様です。

因みに、この有名な石敷きのこの遺跡は、

飛鳥の宮中期の斉明天皇時代の遺構らしいです。

因みに、この遺跡は飛鳥の宮の一部であって、

これが板蓋宮 と言うわけではありません…

と言いつつ、あたしもこれが板蓋宮だと

思い込んでましたが(笑)

さて?飛鳥の宮といえば、ここで起こった

大変な事件ありましたよね?

そう、所謂 大化の改新 です

中大兄皇子蘇我入鹿が襲われたクーデター

それが、ここ!

そう考えると、感慨もひとしおです。

すごいな 明日香村 

田んぼの下に、こんな時代の遺物が

密かに眠ってるんですよ 凄い〜

 

と言うわけで、

明日香めぐりはまだまだ続きます。