ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

正倉院展だで やっとかめ(笑)

こんちわ CHOKKOっす。

十一月だと言うのに、相変わらず暑いですね

朝夕はそこそこ寒いのに

日中の温度が夏日に迫ったりして

もうね 寒暖差疲労

ヘロヘロです。

皆様方も、体調ご注意なされ

インフルも流行ってますし、新型コロナも

別に終息したわけではないですからのぅ。

 

さて、そんなこんなの、昨日11月3日

やっとこ、普通の人と同じ休みになったので

ずぅっと、待ってた正倉院展

行って参りました!

 

いやね〜、やっとかめですね正倉院展

コロナ禍あり、激烈シフトありで

ここ数年、行けてなかったですが、

そこへさして、ナンすか

チケットが直接買えなくなってて

なんぞね ローソンで事前予約購入せよ

ったら、事になってて

機械音痴のCHOKKOめにゃ〜 すんごくハードルが

高かったんですが、

愛しい『正倉院展』の為、

ロッピーなるカラクリ箱の前で、

ストレスで、ゲロ リバースしそうになりながら

どーにかこーにか、購入成功

お金の無いあたしは、レイト割り(1500円)

で、最終ターム18時からのチケットを購入

さて いざ!奈良へ

と言いつつ、今回は『正倉院展』がメインなので

のんびりゆっくり、お家を出て、

現着したのが、三時半ぐらい。

近鉄奈良駅を出て、奈良国立博物館へ向かってたら

おおぅ 何やら天平行列が!

 

慌てて、レンズを向けたんで、うまく映ってなくて

すんませんね。

天平衣装の女官たちや、子どもさんたちのパレード

華やかですね〜 

女人行列の先頭は「光明皇后」だとのこと。

あたし、このお伽話の、乙姫様みたいな

天平の頃の衣装が大好きなんですよね。

以前ね NHK大仏開眼って古代史ドラマ

やってて、劇中で石原さとみさんが

阿倍内親王(のちの孝謙天皇)〜聖武天皇の娘さん〜を

演じていらして、そのまぁ天平衣装の似合う事似合う事。

すんごく可愛いお姫様で、事あるごとに

ビデオ見返してます(笑)

 

因みにうちの嫁御前も

樹下美人みたいな天平顔(or浮世絵顔)

なさってるので、いっぺん

平城宮跡でやってる、天平衣装レンタルで

衣装着てもらって、写真撮りたいなと

画策してるんですが(笑)

多分頼むと、殺されると思います(笑)

 

さて、そんなこんなで、ブラブラと歩いてるうちに

会場の奈良国立博物館へ、と〜ちゃこ。

お いましたね〜

「鹿ですけど 何か?」

「いや もうしかせんべ 

 飽きたんだよね」

「あ おいちゃんが 

 ドングリ配ってるやん」

「ドングリください」(笑)

いや本当に、おじさんがドングリ配ってて

鹿さん、ボリボリ食ってました。

でも あんたら、夜ご飯、鹿苑でドングリ出るよ?

 

さて、あたしがついた頃は、十七時入場組の列の

入場が始まったところで あたしの十八時組は

まだだと、言うことで、会場すぐのテントでやってる

無料休憩所で『羽二重三笠』食べながら

待っておりました。

でも、十七時組 最終の人が入場できたの

時間ギリギリの十七時四十五分 って方も

いらっしゃったので、列ができたら

すぐ並ばないと!

 

と言うわけで、あたしが入場できたのは

十八時十五分くらいかな?

最終の十八時入場組ですが、それでも

結構な列ができてて、びっくり!

これが日中だと さぞやすごい人に…

レイトにして正解でした。

 

さて、今回の目玉は

楓蘇芳染螺鈿槽琵琶 

螺鈿背円鏡 といった

螺鈿細工や、玉の輝きが美しい工芸品

刻彫梧桐金銀絵花形合子

青斑石鼈合子 といった

見事な細工の合子(蓋付きの入れ物)

でしょうか。

青斑石鼈合子 は石製のスッポンの

形した入れ物で、どうもピルケース

らしいです。

なんか、妙にリアル。

 

あと、犀角杯

(サイの角で出来たさかずき)とか

斑犀把漆鞘黄金葛形玉荘刀子

(漆ぬりの鞘を金や玉で飾り立てた小刀)

とかも見事でした、

そのほか、雑色瑠璃(色ガラス玉)が

綺麗で可愛くて、モダン というか

今と同じで、このデザインの

飴売り出さないかな〜と思ってました(笑)

 

その他、お経や住民票や税制調査書

それから、石山寺の建設工事進捗報告といった

古文書

古文書 と言っても、奈良時代の、特に

公文書は、いわゆる「楷書体」で書かれてて、

しかも、現代とほぼ同じ文字なので

すごくよみやすい! 反対にいうと

1300年前の文字が、そのまま読めてしまうと言うのに

驚きですよね。

 

会場 最終タームの入場組でしたが、それでもかなりの方々

でも、平日にしては割とスムーズに御物見れたかな〜

と言う感じです。

外国の方もたくさんおいででした。欧米や中米の方

韓の国のお嬢さん方 その中でも

いかにも先生〜 って初老の中華の言葉を話す

方が、若い女性の一群と熱心に解説(?)

しながら見て回っておられたのが、印象的でした。

もし、中国の方だったら、ご自分の母国では

もう失われてしまった大唐の遺物が

鮮やかな形で、日本で見られる と言うのは

どのように思われているのでしょう。

 

やっと見られた『正倉院展』大変素晴らしかったんですが

やはり、一人で見るのは寂しいかなぁ

あ〜だ、こ〜だ、綺麗だね、可愛いね

モダンだね、うちに欲しいね

とか 語りながら見られば、より一層

素晴らしかったのに と。

ご夫婦、カップル、ご家族で来られているお客様を

見るにつけ、羨ましい思いが募りました。

あと あとね 今回は、少し地味かな〜

以前 白瑠璃椀 や鳥毛屏風図

紫檀机や古代のゲーム盤

水鳥型の水差しや有名なラクダの絵の螺鈿琵琶

等 歴史の教科書でお馴染みのものを見ているからか

なんか、そう言う点で

今回は少しばかり、地味かなと言う印象でした。

いや 素晴らしいですよ?

相変わらずね「正倉院展

それはいかなる時も揺るぎません。

 

さて、閉館までずっと居てよか と思ってたんですが

やはり、人酔いしそうになってきたんで

名残惜しいですが、会場を後に。

 

で、チケットに共通券でついてる

「奈良仏像館」

を見て帰る事にしました。

仏像館 あたし初めてかな?

来て覚えてないだけかな?

貴重な仏像が、数多く展示されていて

中には、写真OKなのも多くあるのであります

上の写真は、特別公開

金峯山寺 の金剛力士立像

重要文化財です 立派ですね〜

同じく吽形像 南北朝時代のものだそうな。

 

この、ダッシュ姿が印象的な神像は

俗に『走り大黒』と呼ばれている像で

正式には『伽藍神』という

お寺の伽藍を守護する護法神だそう。

この躍動的な姿が、なんか

信貴山縁起絵巻に出てくる

剣の護法の疾走するする姿を、彷彿とさせます。

 

剣の 護法よ来れ!

ごほぉぉおお〜

 どぉ〜じ(笑)

 

いや〜 今回は『正倉院展』に

的を絞った、ピンポイント奈良行きでしたが、

やはり いつ行っても

奈良はいい、そして奈良公園の夜というの

初めて体験しましたが、

闇の中に伽藍や塔が黒く佇んでいて

独特の雰囲気。

ぜひ、できる事なら奈良に一泊してですね

夜の奈良公園、そして朝霧煙る

早朝の奈良公園を堪能してみとぅございます。

 

奈良は、名画の残欠

が美しいやうに

美しい。

 

また行きます、愛しの奈良

幾たびの奈良 へ。