ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

もいちどの奈良へ 其の2

さて お昼をいただいたところで

プチ旅行再開♪

奈良公園 いや、奈良へ来たnara(笑)

ここは外せへん!定番中の定番 

東大寺へ!いざ!

 

 

東大寺南大門前に

鎮座ましましてた 鹿様

角がまぁ ぴかぴかざます。

鹿子がうっすら背に残るところから

まだお若い鹿様とお見受け候。

ご挨拶して、大仏殿へ

 

 

何度も何度も来ている 東大寺大仏殿

いやぁ 何度見ても大きいなぁ

分かりましょうか? 入り口に沢山の修学旅行生がいらりますが

その大きさと比較すると

大仏殿大屋根の大きさ いかばかりか…。

それにしても、この日は本当に沢山の

修学旅行生に会いました

イントネーションから関東方面と思しき中学生さんたち

制服ありジャージ有り、ブラウスあり、セーラー有り

おそらく、5〜6校はいてらったとお見受け。

また、小学生と思しき団体もいてらって

平日とは思えへん賑わい。

東大寺売店のおばちゃん達も

 

「急に増えたなぁ 今、ちょっと

(感染者)減ってるし

今のうち 言うんがあるんやろけどなぁ

ちよっと来すぎやなぁ(笑)」

 

と笑ってはりました。

 

それにしても、昨今の中学生さん達のまぁ

発育のいいこと いい事(笑)

豊かな胸に すらりとした足を出した

スカートを靡かせて楽しげな、女子(おなご)のこや

上背高く 溌剌な男の子達ばかり。

 

あたしらの世代とは大違い

 

日本の未来を

君たちに託します(笑)

 

 

それにしても大仏殿 大きいな

これでも創建時よりは大分小さくなってるんですが

流石 世界最大級の木造建築物だけありますな

 

 

言わずもがなの御本尊大仏様こと

毘盧遮那仏

世界をあまねく照らしたもう 大日如来

ちなみに 同じ大仏様でも鎌倉の大仏様は

阿弥陀如来 でもどちら民を救済したもう仏様

 

奈良の大仏様は

国家鎮護と疫病平癒、世の安寧を願って

聖武天皇が建立なされた仏様です

やはり いつ見ても大きなぁ

画像じゃあんまし大きさが伝わりませんが

全高約15メートル

基壇も含めてなのか、ちと勉強不足ですが

そうですねぇ ガンタンクと大体同じ大きさ(笑)

 

南都焼討も含め 何回も戦禍に見舞われ

満身創痍 創建時の部分は下半身を含め

あまり残ってはいませんが

それでも仰ぎ見るたび有難い。

 

どうかこの今時の世の乱れを

お鎮めくださりますように。

起伏礼拝ねぎ申す。

 

 

さて プチ旅行 ゴールは

平城宮跡歴史公園

広々とした草っぱらの下に遺跡が眠る

あたしにはもう堪らんところです。

上の写真は 復元された『大極殿

天皇が政務を執り行われたところで

今回は入れませんでしたが、内部には

高御座が鎮座まします。

 

 

 

こちらは令和4年(2022)3月に復元された

『大極門』

復元完成とはいっても

まだ途中らしくて、隣の建物は

復元工事用の覆屋

多分 完成したのでお披露目のために右側に

スライドしたのだと思います

 

なんか、天平の建物なのに

ロケット発射場みたいですね

 

 

大極門越しに遠望する大極殿

 

振り返ると

朱雀門

この平城宮跡は広大な広場で

ススキや野草や木々に埋もれて、基壇や礎石が点在しており

ここには映ってませんが、この朱雀門大極殿をはじめ

東宮庭園や式部省など

順次調査復元されて行っています。

 

遠い昔 

 

あおに良し 奈良の都は咲く花の

にほふがごとく 今盛りなり

 

と謳われた壮麗な都は

都が移ることにより、荒廃し

いつしか土に埋もれ一面の田んぼの下に…。

日本のフォロ・ロマーノ でしょうか?

 

でもその為に開発にあまり会わず

『掘れば出る』状態で

この時代に徐々に復元され往時の姿を

表しつつあります。

あたしが、若い頃初めて訪れた頃は

本当にただの草っぱらで。良く見ると水路や

基壇礎石が有る てな感じでしたが

幾たびかのイベントを経て 復元整備されていくことに。

バリアフリーが叫ばれる昨今

車椅子や、交通機関のためには

通路やなんかの整備はいた仕方ないんでしようけど

でも あんまし整備されすぎるのも

なんだか寂しい気も

 

それは、飛鳥村なんかもそうで

どんどん整備され便利になるのは結構では

あるんですが、なんか昔の

鄙びた姿も懐かしいなぁ なんて勝手な事思うあたし。

 

■それでも!

 

奈良はいい いつ行っても

奈良はいい

同じ古都でも京都のような華やかさはないけれど

独特の鄙びた落ち着いた良さが魅力です

 

美しく 儚く

そこここに、さりげに歴史が埋もれた

夢の都

 

名画の残欠が美しいやうに

奈良は美しい

 

志賀直哉の賛辞には、あたしも

激しく同感!

 

短いプチ旅行でしたが

きっとまた行きます奈良

飛鳥や斑鳩にも行きたいな♪

 

大和は 国のまほろ

 

それは1300年以上経った今でも

あたしを魅了してやみません。