ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

『電脳コイル』を一気見♪

先週でしたか、Apple

新型の『VR/ARゴーグル』(Apple vision Pro)を発表した

との記事を読みまして。

 

ARゴーグルといえば、やっぱ『電脳コイル』だよね

…と思ってたら

案の定 ネットでも関連づけて

コメントあげてる人が多かったんすよね。

 

仮想現実の(VR)の方は

メタやら、他ゲームなんかでもかなり普及してきてますが

(うちの息子っち2号も、よくゴーグルつけて

電脳空間に友達に会いに行ってます)

AR(拡張現実)の方は、数年前

GoogleGoogleグラスを発表したあたり

お菓子のパッケージとかでも

2次元コードを読み込んで、スマホで遊んだり

出来たりして

少し流行ったのに

Googleが結局Googleグラスを

一般ユーザ向けには販売しないままになったせいか

かなり下火になっちゃって。

 

もし、あのまま、普通に一般売りしていたら

結構面白いことになってた気がするんすが

『プライバシー保護の問題を解決できない』

とのことで 現在は身近に見ることないんすよね

欲しかったな Googleグラス

Appleとは互換性ないだろうけど)

ちなみに、法人向けには販売してるんだとか?

 

ということで

なんか急に電脳コイルが見たくなって

以前、友達がダビングしてくれていた

ディスクを出してきて見ることにしました

 

まぁ、今までもなんか、突然見たくなって

みたりしていたんすが、DVDとかではなく

動画データをMPG4で圧縮して入れてくれてるんで

パソが無いと見れなくてね

ちょっと面倒だったんすよね。

(パソとテレビをケーブルで繋いで見るのです)

 

で、久々の『電脳コイル

やっぱ面白いわ〜 よくできてるわ〜 感動するわ〜

お話としては、近未来(どうも2026年らしい)の世界

『電脳メガネ』と言われる、ヘッドマウント型の

ウェラブルコンピュータが普及している世界で

子どもたちはすっかり夢中なんですね

(子供でも買えるので、ゲーム機くらいの

値段みたいです

もちろん、大人たちも実用的に

使っている世界。

 

拡張現実を映し出す、そのメガネを使って

電脳ペットを飼ったり、コンピュータとして使ったり

そして、ゲームをして遊んだり

それが、よくあるSFのように、新技術でございと

SFSFしてなくて、更に、ベースが

昭和を感じさせる街や、生活の中に溶け込んでいて

あたしらが、銀玉鉄砲や、癇癪玉で遊んだのを

AR画面でやってるみたいな感じで

なんか独特な感じがいいんですよね

 

画面の色調も、ちょっと薄く黄昏ているような感じで

どこか、未来なのにノスタルジック

 

そして、ストーリーも

最初は、子供同士のARを用いいた、たあいない

戦争ごっこ的だったのが

回を重ねるうちに、魔術的な要素や、

都市伝説や『学校の怪談』的な要素と

その電脳空間(拡張現実)で起こる出来事が

絡んできて、

更にはその起こる(怪異)が、実は

登場人物の一人、天沢勇子が

かつて交通事故で重傷をおい、またその時兄を亡くした

事による、精神的ダメージを癒すための

電脳空間の治療プログラムと繋がっていて

それは、いつしか精神界ともリンクしていて

 

という、実に『うまい 話の作り方』で

いや 本当に見入ってしまったです

 

電脳コイル 全二十六話なんで、

休みの前の日の晩〜休みいっぱいかかってしまいましたが

一気にいてしまった(笑)

 

また逆に、一話から最終話まで通しで見ないと

面白みがない作品なので

ネット何ちゃらやら アマゾンなんちゃらやら

見る機会のある方は、ぜひ

一気見をお勧めします。

 

『手で触れられるものだけが、本物』という事象と

『電脳界(電脳ペットとか)のものを失った時の

心の痛みは何?』

という問いかけとか

子供向けアニメのはずなのに、すごく深いところを

突いてくる、珠玉の作品だと思います。

 

特に、作品を通して一貫している

電脳ペット(でんすけ)と主人公優子ちゃんの

交流や、ラストのあたりのエピソードなんか

もう、涙腺崩壊もので、

今回も、涙しながら見てました。

 

設定や、ビジュアルなんかも

すごく複雑に考えられているんですが

それが、前面に出てこない感じで

まさにユビキタスなテクノロジーとなってるのが

すごい魅力

 

そのくせ、『論理結界』『物理結界』

や各種コンピュータ用語が飛び交うところと

プログラムを魔術風や陰陽道的に

表現して見せてるあたり

(それもそれくさくない)

電脳界と学校の怪談や都市伝説を

リンクさせてくるあたり

 

複雑な設定を

わかり易く入れ込んでくるあたり

 

センスの良さを、ほとほと感じる

本当にいい作品だと思います。

 

劇中にある2026年はとても無理でしょうが

あたしが、くたばるまでに

少しでも、『電脳メガネ』とコイルの世界に

近いものが実現したら

楽しいのにな〜 と

感じる今日この頃でした。