ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

方向音痴がチャリで行く 酷暑の飛鳥路3/3

はい 時間に押されながら、最後に来たのは

まぁ 知らない人はまずいないのでは無いか

とも言える、横穴式石室遺構

石舞台古墳

一説に、蘇我馬子の墓では無いかと言われている

古墳で、今は盛り土がありませんが

かつては方墳だったとか。

 

この辺りも、すっかり整備されましたなぁ

前回(平成12年あたりか)に来たときも感じたんですが

最初来た時、田畑だったところが

整備され、バス駐車場になり、

便利になってはいくんですけど、

なんか、最初に訪れた頃の

明日香村の、あの鄙びた農村風景が

失われて行くようで、何んか

寂しく残念に思えて仕方ないです。

 

ここに来るまでに見てきた、

鬼の雪隠俎、亀石、酒船石とか

明日香全体に言える事ですが、

どんどん観光地化されていっている。

もちろん、それはどんな人でも、

気軽に遺跡を探訪できるために

必要な事だし、

農村といえど観光は明日香の重要な

収入資源だろうし、分かってはいるんですよ

分かっているんですが、昔むかし、

初めて遺跡を巡った、あの頃の

鄙びた風情がなくなっていくのは

やはり一抹の寂しさを覚えてしまいます。

それはまぁ、ただの旅人の、勝手な我儘

…何でしょうね 無いものねだりというかね。

さて、時間もありません

この時点で15:44です。なんせ自転車は

飛鳥駅前に17時までに返さなくてはならぬのです

そして、あたしは

方向音痴!地図の見方もわからない

Googleマップも使い方がいまいちわからない

ので、そそくさと、見てまわります

因みに拝観料は300円 

ですが、JAF割引が効きます。

もしJAFカードお持ちでしたら

カード提示で250円になりますよ。

 

兎にも角にも石舞台

おおう、いつ見ても立派だわ〜

ええ石組だわ〜 大きいわ〜

 

使われている花崗岩は約30数個

総重量約2300トンに及ぶという

大玄室です。

 

 

さて、失礼して玄室に入らせてもらいましょう

すんませ〜ん お邪魔します

いや〜見事な排水設備ですね。

花崗岩も切り出しでブロック状 

なんか、ピラミッド玄室と相通じるものが

ありますなぁ

 

玄室へ入りました。

写真ではわかりづらいですが、天井までかなりの高さが

あります。

石組みが、長方形のように見えて

微妙に上部が窄まった台形になってる、

ということは、やはり重量分散を考えての事なのでしょうか?

高度な土木技術が伺えます。

 

やはりここでも、渡来人の残り香が

ふんわりと…。 

明日香村の遺構全体に言える事ですが

日本文化の草創期、

大陸からの渡来の文化に

教えを乞うた その感じが色濃く

伺えます。

仏教を輸入し、斉明天皇

石の都を築こうとした地 飛鳥

それは、例え都が田畑に還った

1400年以上後の今でも

そこここに感じる事が出来ました。

 

と言う事で、ここも名残惜しいんですが

早々に失礼しまして、

近鉄飛鳥駅にバックリターン

石舞台古墳の受付の方に行き方を聞いて

帰る事にしました…が、

やっぱり、ちょっと迷った。

 

そして、なんとか、

飛鳥駅のレンタルステーション

に帰って来れました。時間は…

16時20分 

ありゃもう少しいてもよかったな(T . T)

 

と言うところで、此度のプチ旅のおさらい

 

◉今回のコース

飛鳥駅→鬼の雪隠俎→

亀石→川原寺(前から見ただけ遺跡あり)

→飛鳥の宮板蓋宮跡→飛鳥寺

酒船石遺跡→石舞台古墳

→飛鳥駅

でした。多分10キロ行かない位だと

思います。

サイクルメータアプリ

起動させるの忘れてた時間があるので

メータ見ると6.5キロ位なんすよね。

あたしは約4時間かけてまわりましたが

あたしみたいに方向音痴な人でなければ

2時間くらいで回れると思います。

レンタルサイクル屋さんとか

道の駅や観光案内所、おお土産屋さんで

地図をもらえるので

それに載ってるモデルコースとかで

周られると効率的だと思います。

ていうか、

そもそも、あたしみたいに

ひでー方向音痴やなければ

スイスイ回れる距離なので。

 

後、あたしの借りた明日香レンタサイクルは

無かったようですが、ネットによると

マウンテンバイクや、レンタル原付バイクなども

あるようです。

 

村内は坂が多いので、

脚力に自信お無い方は、

ギア付きか、電動アシストがおすすめです。

あたしは、普段からチャリ乗り慣れてるので

坂道とか苦になりませんでした。

 

ただ、今回みたいに

酷暑の日はやめましょう

 

もちろん、他にも

村内をめぐる かめバス

一日乗車券650円 2日券1000円

タクシー なんかもありますので。

 

でも、やっぱサイクリングが時間が自由になって

おすすめかな〜 もっと涼しかったらね(笑)

で、これまた、あたしの旅は恒例なんですが

一度出ると、無補給つまり飲まず食わずが

多っくてですね、今回もお昼ご飯も食べず

巡り巡ってますが、

食べるところは結構ありますので、

のんびり、まったり回られるのも、また一興かと。

冬場なら、飛鳥鍋とかええですね

(飛鳥鍋は確か牛乳ベースのお鍋だったか)

後、古代食とか

蘇とか

(※蘇とは古代のチーズのようなもの、生キャラメルと

チーズの間みたいな発酵食品 醍醐とかもこの類)

民宿も、結構見受けられました

お泊まりして、ゆ〜っくりも

ええかもです。

 

さて、過去数回来ている明日香村ですが

結局、同じとこばっか行ってるなぁ(*´Д`*)

今度は、涼しい時に

未見の、猿石、二面石、マラ石、

益田岩舟とかの石造物

そうそう飛鳥資料館とか古墳群とかね

とにかく、ゆっくりのんびり見て周りたいわん。

 

でも、日帰りとはいえ

旅にでれて嬉しかったな🎵

いつもの、なぎさんぽもいいけれど

違う風景を見るのは

やはり格別の良さがありますね、

見知らぬ土地で吹かれる風もいいものですね

 

また、どこかに旅に出られたら

幸せです。

小さくても、遠くても

やはり旅の空は素敵です。

 

さて、今回はあたしの趣味全開に

お付き合い頂いて、大変恐縮でした。

長々とありがとうございました。

CHOKKO拝