六月になりまして、台風が来て大雨が降ったり
段々と 梅雨っぽくなって来ましたね
皆様 いかがお過ごしで?
さて。
うちの庭のですね、沙羅の木
ここ数年、樹勢が悪くて、花がつかなかったり
汚かったりしていたんですが、
今年初めに、肥料投入したり
土壌に手をかけたのが良かったのか
最近 花を咲き出しました🎵
枯れ枝みたいだった枝も、葉が茂ってきて
だいぶん元気が戻ったみたい
沙羅の木 所謂、『沙羅双樹』
そう、『平家物語』の冒頭に出てくる
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理を表す
でお馴染みの、沙羅双樹
なんでも仏教の三大聖樹 なのだそうな。
だから、お寺とかに多い樹木なんですかね?
一般家庭には あまり無いとかも
聞いたことがあります(知らんけど)
もっとも
日本のそれとは、本当は違うものなのだそうで
日本のは 夏椿とも言われる
もので、本当の沙羅双樹は日本では育たないのだ
そうな。
でも、『平家物語』が書かれた時代、
日本にホントの沙羅双樹はなかったので
ここでいう、沙羅の木は『夏椿』を
言ってるのであろう とも言われております。
久々に、我が家で見た沙羅の花
以前は、もう一本隣に生えていて、
その枝が、アーチのようになって
よく、傘や頭に当たったっけなぁ
正直 通りにくくて
困ってもいたんですが
咲かなくなったら、それはそれで
寂しかった(笑)
花ももっと大きかった気がするしてましたが。
まぁ せっかく咲にもどってくれたんで
ありがたく、愛でることにいたします。
夏椿 というだけあって
花は 花びらが散るというよりは
盛りの頃に ポロリ と
花を丸ごと落とします。
まさに、盛者必衰 ですね…。