ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

映像研に手を出すな…に思うこと

こんちわ、CHOKKOです。

新型コロナ禍の下でも、桜は咲く…。うちの近所でも

段々と、良い感じに咲いて来ました、早四月、春ですね

■映像研に手を出すな

…この一月からですかね、毎回楽しく観ておりました

NHKのアニメ『映像研に手を出すな』

先週の放送で終っちゃいましたが、いや、もう楽しかったな

あたしは、原作については未読なのでなんとも言えませんが

アニメに関しては、まぁここで内容とやかく言うより

よそ様のサイトとかの方が秀逸なコメ載ってるだろうから

詳しい事は、そっちチェック(^_^)でお願いするとして

ここはそれを見てCHOKKOの思ったことをば。

■いちいち身に覚えが…

『映像研』 作中主人公の浅草みどりが、設定命! なコで

毎日設定画をスケブに書き散らしていた と言うところからもう

あたしも、ウンウンうなづいてしまいまして

かくいうあたしも、大学時代、「設定画もどき」をスケブに

描き散らかす奴でした。もう何冊も描き溜めてて、

それを、今は亡き親友に見せては喜んでいた…というのは

『trash box』の後書きに書いたところであるのんですが、

あたしも、浅草氏のいうように「設定命」でしたね〜

いや、今も変わらず設定命ですね、あたしは。

■もともと

あたしはアニメは好きだったんですが、キャラクタというより

設定資料集が好きな奴でして、高校の頃から

日本アニメの名作劇場(アンとかペリーヌとか)の設定資料集を

通販で買って、見て、自分もスケブに真似して設定もどきを描いて

コピーして悦に入る て奴でした

鉛筆で描いたスケブも、コピーすると、なんか「それっぽく」

見てるんですよね、描線がくっきりして、

お〜っぽい、ぽい! って(笑)ひとりで喜んでね。

時期はズレるかもしれませんが、宮崎さんの

宮崎駿イメージボード集』なんかにも感化されてるなと

思います。

作中の浅草氏もそんな感じに描写されてますよね。

アニ研

…で、話が前後しますが、あたしと、高校の同級生と2人で

大学に入学して、アニメを作ろうとアニメーション研究会

(当初は同好会)を立ち上げました。

二人で始めたアニ研も段々人数が集まって来て、部費もついて

実績作りに、学内で喫茶店の装飾ペイント請負ったり

学校の案内パンフのイラスト請負ったりして…

でいよいよアニメ作ろう となって

タップやら、動画用紙、コンテ用紙やら、当時は今と違って

完全手描きだったんで、それに必要な材料を集めて…

撮影台なんて、本物は物凄く高価なんで、8ミリカメラ(シングル8

と一脚とか手作り機材で…とそこまでは良かったんですが

さて、なに作る?となったときに、当時ダイコンアニメというのが

(SFコンベンションのオープニングアニメ)が一世を風靡してまして

そこに参加していた方々が、今有名なアニメーターや監督さんとして

活躍されてる(庵野秀明さんとか)んですが、なにを血迷ったか

それやったら二番煎じになるから…と

(当時みんな影響受けて亜流アニメ作ってた)違うの作ろうぜ

とあたしの好きな「世界名作劇場」のオープニングをしようとなってww

コンテ、設定、キャラデザ、作画、撮影(ラッシュですが)までは

行ったものの、企画自体が地味だったのと、皆のモチベーションにつながらず

あえなく…というか当然挫折…。結局卒業までに一本の完成品を出す事なく

(何本か個人的に作ってましたが)終わりました。

今思うと、二番煎じでもダイコンアニメ風なものにしておけば

一本くらいはなんとかなったかも…といまだに悔やんでおります。

当時はあたしは漫画には興味なかってアニメ命でしたが

設定画もどきを集めた『ちょっこれーと』という同人誌を卒業間際に

作ったのをきっかけに、漫画の方に転向して今に至っておるんです。

せめてな〜オーパルシリーズをもう少し早く思いついていたら

アニメできてたろうなぁ…と妄想しかり

遠い昔の、青春の苦い思い出…ですが、そのとき作った設定のいくつかは

今のオーパルシリーズ等に転用してますし、あの4年があってこそ

今のCHOKKOがある と言っても過言ではないんですよね(^o^)

なんか、『映像研〜』を見ていて、妙に自分の学生時代を思い起こされて

おりました。

で、作中浅草氏らはアニメが作りたくて、映像研を立ち上げたんですが

あたしらアニ研は、アニメが作りたかったのに、後輩たちは

特撮の方に走りまして、それがまた結構気合入れて作ってたもので

学祭なんかで、子供たちや大きいお友達に大受けして好評を博しておりました。

…今、あたしらが起こしたアニ研はあるんだかないんだかわからないんですが

数年前までは、『漫画・アニメ研究会』として学祭の案内が来てました。

■そんなわけで

映像研〜見ながら、しきりと大学時代を思い出していたんですが

それと同時に、また、設定画(とイメージボード)を描き散らかしたく

なって来たあたし。

最近、色々あって、創作に対するモチベーションが駄々下がりだったんですが

なんか、また創作意欲に火がついた感じです。