ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

大津祭りに行ってまいりました

こんちわ CHOKKOです。

今日 10月8日は大津祭の本宮

曳山巡行の日なんですよね。

大津祭りの曳山は13基有るんですが、

このコロナ禍で巡行自体が滞っていて

今年、4年ぶりに13基揃っての巡行となりました。

 

で、昨年は仕事の関係で、本宮の日に行けず

前日の宵宮の昼に行ったもので、当然巡行は

見られず、お参りして

山立てを見ただけだったんで、

今年はちょいと天気が悪いんですが

見に行くことに。

そもそも

昨年の古い粽を納めに行かねばなりませんしね

それに何より

新しい粽も頂きたい。

 

と言うことで、いざ

大津の旧市街へ。

 

さて、本日は午後からの雨天が

予想される中ですが、たくさんの方が

お出ででした。

外国の方も(特に欧米の方)も多く見かけましたね

ムスリムの方もいらっしゃいまして、

天孫神社にお出ででしたが、さて

宗教的にええのかしら(笑)

 

大津祭 まず天孫神社に各曳山が

ラクリを奉納するところからスタート。

上の画像は、曳山の奉納待ちのシーンです。

あたしが神社に着いた頃は

13基のうち残り数基というところでした。

あたしが一番好きな曳山

神功皇后が神社の鳥居へと進みます。

懸想品は他の曳山に比べると少なめですが

13基中唯一の朱漆の車体で

鮮やかで艶やかな車体が何とも素敵ですよね。

山が90度向きを変えて天孫神社の鳥居がある

狭い路地へと向かいます。

祇園祭で言うところの『辻回し』になるんですが

祇園祭の山鉾が四輪なのに対し

大津祭の曳山は三輪で、山も小型なので

割竹とかは使わず、前輪を浮かして

軌道修正。

祇園祭の山鉾に比べ、かなり機動力が有ります。

 

山の上には甲冑姿の勇ましげな

神功皇后の人形が乗ってます。

因みに、この山は

神功皇后新羅への遠征を前に

魚で戦勝を占ったとされる伝説に

因んだもの。

占う魚 つまりですね。

殺生石と後ろは

殿(しんがり)の猩々山。

 

さて 大津祭といえば今や日本で唯一残された

『粽まき』で有名ですが〜

実は、以前も言いましたが、

大津祭 午前の部は天孫神社の神事で

皆さん、黒紋付き上下姿で、

巡行もお囃子も

比較的静かで、粽まきも控えめ

 

しかも、今年から

移動中の曳山からの粽まきが禁止されて

ラクリが披露される定点ポイント

御旅所で停止中のみになったんすよね。

何でも、曳山って道路交通法

軽車両に該当する と県警が言い出して

(なんで今更?)

移動中の軽車両からものを投げるのは

交通法違反に当たる とのことで

前回より、粽を取れるチャンスが

減ってしまったんですよ。

 

で、それでも、『町衆の祭り』となる

午後の部からは、囃子方もちょっと御神酒が

入ることもあり、また

午前と違い、午後からの巡行は

賑やかで、アップテンポな

お囃子に変わり、巡行自体も

大盛り上がりの賑やかなお祭りへ変わるので

粽まきもすごい量撒かれて

もう、ミサイルみたいに降り注ぐんで

あたしみたいな、どんくさ〜い人も

いくばくかはゲットする事が出来るんです。

ですが 今日はあいにくの雨で

予想どうり、午後からは本降りの雨となったので

あたしも、早々に見物を切り上げて

帰ってきたんですよね とほほ。

 

ほいでも

午前中 何とかゲットしようと

頑張って粘って もう少しで取れそうな

チャンスもあったにはあったんですが

結果 取れませんでした(T . T)

ま こればっかりは運次第。

因みに、粽 

女性(特に若い方)や子供さん、ママさんが

優先的に撒いて貰えがち な気がします(笑)

粽の他に手拭いとかも撒かれます。

13基の町内ごと全て違うデザインの

粽と手拭いですので

頑張って集めるのも面白いかも

(体力と運が必要)

 

でも そうは言うても

玄関先に粽がないのも寂しいので、

お金を出して、授与していただいて来ました(笑)

選んだのは、殺生石山』の粽。

自分でゲット出来なかったのは残念でしたが

これでなんとか、また一年、自宅の守護を

お願いしたいです。

 

さて 今年は何とか曳山巡行を見させていただく

事が出来ました。

よかったよかった。

今年は

雨カバーとかされてて

ちょっと残念でしたが、でも

相変わらず絢爛豪華な曳山と、

山の上で行われる

ラクリの見事な動きを

堪能出来ました。

大津旧市街もまた 

伝統的な大津町家や洋館

町屋を活用したお店や飲食店なんかもあって

大津祭がてら、ゆっくり街歩きや

再開した一杯のみも

楽しみたかったんですが、

いかんせん雨降りなんで、

またの機会に、なぎさんぽがてら

待ちぶらしてみたいです。

 

ところで 昨今 大津祭名物の

『粽まき』の粽を

ネットで転売しやがる、

所謂 転売ヤーの転売行為が多数確認されていて

問題となっています。

また 稀有な『粽まき』だけに雑踏事故や

曳山に轢かれる危険性などもあり

一つの心無い行為、慢心による事故などにより

この『粽まき』は非常に危うい状態

それだけではなく、大津祭そのものが

存続の危機を言われていて、

いわば、絶滅危惧が懸念されております。

一人一人が、節度を持った行動をとって

末長くこの祭りが存続するように願っております。