四月も今日で終わりですね
色々あったな 四月
前半までは、桜も咲いてお気楽に過ごしていたのに
中盤から ホントに色んなことがあって
もう メンタルがボロボロです
幾つも 苦しいこと、悲しい事が重なって
メンタルの修復が追いついていないんです
よく、「書いて忘れる」的論で言ってくる方
ネットなんかで見かけますが
あたしはメンタルが豆腐なんで
多分逆効果
そんな中で唯一 書いて浄化できそうなお話を。
あたしは、職業柄
人の生き死にをよく見ます
いや、今の職業に就く前から
親友を初め、知人友人多くの別れを見てきたので
そういう運命なのかもしれません
さて、職業柄 『看取り』と言う
業務を行います。
だから、今までも複数人看取ってきました
そして、また今回もまたお一人
シフトが変わって あたしがお世話することが増えた
ある 入居者さん
日々 弱っていかれるのを
なすすべも無く、介護する毎日
食欲もおち、水気をとる力も弱り
そんな中でも
大好きな『黒糖水羊羹』には
満面の笑顔で召し上がれてて
でも、それももう
あたし達の仕事は
天国の門の前まで、手を引いて一緒に
歩いて行く事
わかっていても、自分の体力とメンタルが
どんどん削られていくのが肌で感じる
その反面 自分の担当時間に
危篤にならないといいな と思ってしまう
そんな自分への自己嫌悪。
でも そんな我儘を汲んでくださったのか
彼女は あたしの非番の日に旅立たれました。
『○○さんは何処？て言うてはったよ』と
行かれた翌日出勤した日 主任があたしに言いました
まぁ 冗談でしょうけど
『それでも あの人は幸せやったんちゃう？』とも。
拙い介護でしたが 見てる人は見てくれてるんですね
少し嬉しくなりました
最期はご一緒できませんでしたが
あたしの出来ることは させて頂いたかなぁ
黒糖水羊羹 召し上がるあの笑顔
忘れません
『行ってらっしゃい』トミコさん
またどこかで 会いましょうね
