ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

何とか ここ迄来れました

こんちわ CHOKKOです。

ここ近畿地方も、ようやくなのか、

とうとう来やがった なのか

先日、梅雨入りしましたね。

 

しとしと、ジメジメ、

なめなめクジクジ な〜めナメ な(笑)

嫌な梅雨がやってきましたねぇ…。と。

思いきや。

 

今年の梅雨は

短期集中型だそうで、

遅い梅雨入りだからと、

梅雨明けが遅い と言うこともなく

その、短い梅雨の間に

がっ と集中して降るのだそう。

 

そんな梅雨空の23日日曜日

父の納骨式を行なって参りました。

 

23日当日は、案の定雨でして、

パラパラの時もあれば、

結構しっかり降る時もありで、

やはり、こない急いで納骨せんでも

よかったのでは?と

悔恨の念に囚われていた、あたし。

 

こんな梅雨時に、納骨式する人

他におらんじゃろ と思ってたら

なんと あたしらの前の方たちも

納骨式でした(笑)

昔は、四十九日過ぎたら、速攻

納骨したものでしたが、

最近は何年も置いておいたり

お骨をペンダントにして肌身離さず

持ち歩く方とかもおられるみたいですが、

やはり伝統の息づく京都

昔ながらの風習が息づいているのやも

しれません。

 

と言うわけで、雨模様の中

うちの菩提寺である

上品蓮台寺 へとやって参りました。

 

上品蓮臺寺、通称十二坊とも呼ばれるこのお寺は

正式には

華金山九品三昧院 上品蓮台寺 と言いまして

聖徳太子の開基とも伝わる

真言宗の古刹。

 

伽藍は

応仁の乱で悉く消失しましたが

かつては、千本通を挟んで、十二の塔頭

並び立つ、壮大なお寺だったそうです。

 

今でも、結構大きいお寺で

寺の西側には

鳥辺野、化野と並ぶ葬送の地

蓮台野が広がっていて

つまりは、もとより

死者を祀るお寺。

その為でしょうか 御本尊は

地蔵菩薩様です。

 

▲待合の間から望む 本堂へと渡る渡橋 太閤以降の復興ではありますが そこはかとなく、雅な感じですよね。

 

さて、お墓清掃等の後、本堂(道内撮影禁止)で

納骨の法要が執り行われました。

 

基壇には、先日行った「空海展」でみた

須弥壇が目の前に!

ああ本物 ああ真言宗

そして三名のお坊さんによる

朗々とした声明(しょうみょう)

最も台密天台宗)と違うので、声明というのか

わからないですが

まるで、歌うようなそのお経に、うっとり

流れるような、光明真言を一緒に唱えて

父の冥福を祈ります。

 

例の問題で、浄土真宗式のお経を挙げて頂いてたですが

真宗のお経もそれはそれで素晴らしい)

やっと 本来のお経で父を弔ってあげる事が

出来ました。

 

そして、本堂での法要を終え

お骨や、大塔婆、水塔婆を持って

お墓へと向かいます。

お墓では、石屋さんが待っていて

納骨の段取りを色々とやっていただき

いよいよ 納骨です。

しかし、晒しの袋に移し替えた

父の遺骨は 本当に気が抜けるほど軽く

ああ あんなに屈強だった父が

こんな袋に入るほどになってしまったんだなぁ…。

と改めて実感しました。

 

そして、お墓の供物おきみたいなところを

石屋さんが パカっと外して

その奥へ、晒しの袋に包まれた遺骨を

そっと中へ…。

 

お父さん ここに入れるで。

今日から、お父さんのお墓やね…。

 

お墓での納骨の時 それまで降り頻っていた雨が、

不思議と止んで、

ありがたいことに傘いらず。

うちの息子っち2号は強力な晴れ男なので

薄々期待してたんですが

おお!やるな2号(笑)

 

と言うわけで、

なんとか無事に納骨を終える事が出来ました。

 

父が死んで、四十九日が済んで、

日にち的には、まだ2ヶ月経っていない

この月日でしたが、

どうしたらいいのか、どうするものなのか

訳がわからないまま

ドタバタ過ぎていった、目の回るような日々でした。

 

妹姫や、同い年の従姉妹の子 

もちろん、嫁御前や息子っち1号2号

そしてブログのお友達の

励ましの言葉 

いろんな物に支えられ、助けられ、

どうにかやってきた日々でした。

 

何とか…。 何とか

ここまで来れました

 

皆様 有難うございます

まだまだこれからですが、

少しづつ前に、元の…

いや 新しい毎日を、歩んでいきたいと

思います。

 

今日、お骨を安置していた台や、

提灯や、蓮の花のランプ等を片付けて、

お仏壇を元の状態に…。

 

こうして、一つひとつ、日常へ

戻っていくんですね。

 

父も冥土で見ていてくれるかな?

 

生きていくしな お父さん

 

▲上品蓮台寺は観光寺院ではありませんが、花の寺としても知られています。桜の季節には見事な桜が見られます。拝観料は無料ですが、マナーを守って心静かに花を愛でてください。