CHOKKOです
さてもさても、コロナ禍でも季節は巡り
早六月も半ば、すっかり水無月ですな
■水無月 といえば
6月30日、夏越の大祓に合わせて食べる、夏のお菓子。
古くは宮中の殿上人たちが、氷室の氷を出してきて
オンザロックやら、削り氷等で暑気払いをしていて、
それに憧れた庶民が、手に入らぬ氷に見立てた
ういろうを冷やして食し、一年の息災、厄除けを願ったことが
由来になっているのだとか。
〜諸説あります〜
(京都の風習だと言うことなんで
他府県だとあんまし一般的じゃないのかも)
…と言うことは、やっぱ水無月は『白』だよねぇww
最近は、黒糖や抹茶も出てて、それも美味しんだけど
やっぱ、白 が本筋でしょ?
と言うことで、この間、やっと水無月(白)食べました〜♪
■最近
スーパーで手に入る水無月は、なんか白以外のが多くて、
しかも、小豆が多すぎる!
小林明子さんのコミックエッセイ『せやしだし巻き京そだち』
(140B刊)の中で
「最近、小豆ぎょおさん入れたらええて勘違いしてはる
店も多くてね」
と主人公のアッコちゃんがお父さんと訪れた
和菓子屋さんのおかみさんが曰うてはりましたが、
ホンマに最近の水無月はちょい小豆盛りすぎ。
小豆は厄除けとして乗せられてるんだと思うけど
とはいえ、あんまし盛りすぎて、んのもどうかなと。
あたしは思うん。
やっぱ白いとこ見えへんと
(スーパーのパックやしかなぁ)
でも小豆ないとただの白いういろうやしなぁ。
水無月…
以前は、親が信奉している神社とかで、もらって来る
『ちゃんとした水無月』が食べられていたんですが
ここ十年くらいは、スーパーのもんで代用。
近所に和菓子屋もあるんで、そこで買ってもいいんですが
きっと、スーパー値段では買えんし、ちょいと面倒。
■そう言えば
その和菓子屋さんの店頭に、春、桜の前頃に
『さくらもち』、端午の節句の頃には
『かしわもち』そして、6月に入ると
『みなづき』と、お品書きが垂らされるのも
なんか黄srつの移ろいを感じて、なんかいい感じですよね。
そうそう、お蕎麦屋さんの
「ざるそば始めました」とかも。
そういえば、お正月の頃食べるお餅もあったような?
うす〜いお餅に、甘いごんぼさんが挟んだぁる…かねひら餅?
だったか、はなびら餅だったか
あとさ、月見団子とか土用餅
月見団子て、関東の方では丸いけど、関西では
里芋の形して…たんですけど、それも最近廃れ気味。
(京都では芋名月 とも云うんえ)
最近は、桜餅や柏餅もスーパーでいつでも
売ってはいるけれど、
食べ物で季節を感じる
(旬とかとはまた別にね)
という慣習は、ずっと残って欲しいなぁ
と思う今日この頃。