ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

ゴジラ−1.0 観てきました

こんちわ CHOKKOです。

先日 『ゴジラ−1.0』を見てきました。

映画か〜 何年ぶりだろう

前に見にいったのって『シンゴジラ』『この世界の片隅に

だったから、コロナ禍の前、七年程になるのかな?

ああ シンウルトラマン見に行ったな そういえば

この数年の間、生活やメンタルに色々なことが有ったけど

こうやって、「見に行きたい」映画が出てきて 

そして、「見に行こう」と思えるようになったのは、

個人的には、とても喜ばしい事。

少しづつ、少しづづ心が穏やかになってきているのかな

なんか ほんわり幸せです。

 

さて 見に行きました『ゴジラ−1.0』

映画館は橋を渡って対岸にある

イオンモールイオンシネマ

ジジィなので当然シニア割です(笑)

映画は11時からの回を選んだので

ちょい早く、イオン開店時の10時前にとうちゃこ

開店前のデパートに入るなんて

何年ぶりかな(笑)

 

 

10時の開店近くになると、

「各部署点検してください お客様を迎える準備は

できましたか 開店10分前です」等々店員向けの

アナウンスが。

ああ 懐かしいな。四十年ほどの昔

あたしも新社会人として、デパートで店員として

働いとりました。

開店時になるとガラガラ〜とあいて行く各店舗シャッター

ああ 今は電動なんだ(笑)あたしの時は手動でした。

開いたシャッターの向こうでは各ショップ店員さんが

深々とお辞儀 …あたしらもやったなぁ

朝礼での「接客五大用語」の唱和。

接客業はあたしには辛い仕事だったけど

それなりに楽しい五年でした

何もかも懐かしい(笑)

 

さて、ブラブラしているうちに時間がきました

イオンシネマ シネマ2へ

いよいよ楽しみにしていた ゴジラ映画です

 

さて、ここから先は

ネタバレが盛大に含まれます

 

見終わっての感想

 

あたしは、本にしても、漫画にしても映画アニメにしても

論評なんて高度なことはできないタチなんで

ただの散発的な感想です。勿論

「あくまで個人の意見です」

 

今回のゴジラ 監督は「三丁目の夕日」「永遠のゼロ」等の

山﨑 貴さん 山﨑監督は『続三丁目の夕日』だったかな?の

冒頭のアバンで、少しゴジラ映画的なものやってて

なかなか良かったので、これでまるまる一本

ゴジラやって欲しいな と思っていたので

今回の『ゴジラ』期待していました。

 

ミリオタ必見 通なメカ

 

で、前情報で、旧日本軍の兵器が出てくる と言うの見て

「戦時中が舞台なのか?」と思っていたのですが

どうやら、そうではなく、戦後直後から

ようやく、復興が始まった頃

三丁目の夕日」の少し前の時代が舞台

それこそ、初代ゴジラとやや被ってる時代が背景

なら どう言うふうに登場させるんだろか

と思ってたらば、

まだ警察予備隊自衛隊の前身)もない時代で

進駐軍ゴジラ駆除を拒否したことから

特例的に処分されるはずだった旧軍の残存兵器

を使用する という設定になってて

なるほどな でした。

 

でも、重巡高雄を回すんだったら

東京湾にほぼ無傷で戦艦長門が有ったはずなので

それでも良かったのでは無いかなぁ

主砲も40サンチだし。

でも高雄の砲でも結構効いていたんで

長門の40サンチだと効きすぎるかな?

四式中戦車が数台迎撃に出てきてましたが

四式の75ミリでは効かんでしょうなぁ

案の定、ゴジラを怒らせる結果に。

あと、駆逐艦ですが、雪風とか響とか

他国に譲渡されるはずのものが出てきてるのは

秀逸でした。

ただ J7W1震電

「戦後のどさくさで」残されていて

と言うのは、かなり強引では?

それなら埋没処分とかになってた雷電とか掘り出して

と言う方がリアルでは?

でも、震電は人気だからな〜

でも、震電みたいな一撃離脱用の戦闘機を

対 怪獣用に使うのは如何なのでしょう

ありゃ 小回り効かんでしょうが。

 

でも、高雄も四式戦車も駆逐艦群も

震電も VFXとは言え、映画で登場するのは

多分初めてで それは価値があったかな。

とにかく、言い方悪いけど

人気の旧軍兵器がオンパレードで

ミリオタ大喜びでしたな(笑)

 

怪獣映画としての今作

 

さて、こと怪獣映画としての『ゴジラ』を考える上で

やはり 比較対象としては

第一作目の『ゴジラ

シンゴジラ』とで考えて見たく思います

悪いけど、ゴジラ対〜系とか 平成以降の

よくわからんゴジラは置いときます

あ でも三式機龍(メカゴジラ)の出てくるのは

ちょっと個人的には好き(メーサー車が出てくるから)

 

で 今作のゴジラ 随所に

初代ゴジラのオマージュ的なシーンが盛り込まれて

おりました。

国電を咥えて振り回すシーンとか

実況中継する記者が建物ごと倒されるシーンとか

ただ 白黒というのもあってか

恐怖感というところでは、あたし的には

初代の方が怖かった気がします

あと 同設定の『原爆の影響で放射能を帯びてる』の

問題も、初代の方では

ゴジラが東京を襲撃の後 医療班とかが

救護された少女にガイガーカウンターを当てて

ガリガリいう音と共に、医者が首を振るところ

また、ゴジラ襲撃時に

崩れてくるビルの下で

母親が子供を抱きすくめて

「もうすぐお父ちゃんのところへ行くのよ」と

いうシーンとか

実際に戦争が終わってさ程経ってない故の

「リアリティ」がありました

シンゴジラ』はこれはこれで

東北大震災を踏まえての災害映画ともなっていて

あたしらの知ってる 知ってしまった災害の

リアリティがあった様な。

その点今作は ゴジラが怒り散らかしてるのが

前に出過ぎているのか 

それとも、妙に人間ドラマを盛り込みすぎてるのか

怪獣映画としては印象が薄い気がします

なんか 朝ドラっぽい気も

 

演出的にちょいと?なところ

 

山﨑監督作品は 好きなんですが

作中 時々 『その演出要る?』というのが

ある気がします

例えば『永遠の0』では物語終盤

主人公が見る幻なのか

現代の空を岡田さんでしたか?パイロットが

敬礼しつつ飛び去るシーンがある とか

今作で言うと

多大な犠牲の上に仕留めたゴジラに対し

駆逐艦上の人が敬礼するシーンがあるとか

このシーンいるかな というか

なんでゴジラに敬礼してんの?

後 演出ではないのかもしれないけど

秋津艇長演じる佐々木蔵之介さんと

野田健治演じる吉岡秀隆さんの掛け合いが

どー見ても、「三丁目の夕日」のソレに見えて

どーもねぇ(笑)

それを言えば、『シンゴジラ』も多分に

エヴァンゲリオン臭いけど(笑)

ああ 音楽がね、ちょとな

もっと伊福部マーチ印象的に使ってほしかった。

 

後ね〜 あたしなら

特攻する震電

震電の爆装の安全装置だと敷島に説明するシーンで

実は、脱出装置のレバーだった てするかな

あんなに特攻帰りにトラウマ持っていて

自暴自棄になってる敷島が

出撃直前に はいそうですか と

考えを変えるとも思わないし

 

こうでもしなきゃ お前特攻するだろ

 

てな方が、あたし的には好みかな

 

ゴジラ名物 放射熱線

 

さて、ゴジラといえば放射熱線(と言うのかな)

初代のゴジラは、白く発光する

高温の熱線というか吐く息 て感じで

鉄塔とかが溶けていう感じで

それが「シンゴジラ」ではビームというか

レーザーのような描写に

でも、最初はドラゴンみたいに炎を吹き出しているのが

だんだん収束していくのは好きだな〜

平成ガメラでギャオスが最初超音波みたいな

ヒヨヒヨ〜と吐き出していたブレスが収束して

レーザーになるのを連想します(樋口監督だしね)

で、今作のゴジラ なんていうのか

巨神兵プロトンビームみたいに光線の着弾点で

爆発が起こるって描写で これは大変気に入りました。

 

その他いろいろ

 

主人公敷島が 夜フラッシュバックで悪夢を見るとか

メンタルが不安定になるシーンとかあるんだけど

これは ちょっと鬱持ちメンタル問題ありな

あたしには見ていて辛いとこでした。

後 なんですかね、ゴジラに限らず

年々役者さんの顔が「戦争映画」に合わなくなっている

シンゴジラ』は現代の話なんで、あんまし

気にならなかったけど

今作は50年代というところで、どーも皆さん小綺麗な

お顔すぎる(笑)

特に主人公級がなぁ

時代劇もそうだけど、年々戦争もの、時代ものって

撮りづらくなっているんでしょうね。

 

とはいえ

 

十分に楽しめました

映画が昔みたいに入れ替えなしだったら

2回は見たんですがね〜

若い方はご存知ないでしょうけど

昔は 指定席でもなく、休憩挟んで

追い出されることもなく

何回も見倒したものです

 

とりあえず DVD出たら買います

それにラストから言うと、続編ありそうな

感じでしたしね〜

 

結論

 

私は見た。

確かにゴジラ映画だった

 

好きかって言うて

すんませんm(_ _)m