ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

お盆ですねぇ

毎日 暑いですが

皆様如何お過ごし?

 

■世間はお盆休み

 

さて、うかうかしているうちに

八月になり、立秋も過ぎてお盆

世間ではお盆休み なんでしょうね

あたしも昨年までは、お盆休みが

それなりにあったんですが

何の因果か、今年はお盆どころか

休みに無縁な仕事に就いちまったので

盆休みなんか無えす(笑)

 

■でもやるよ!おしょらいさん

 

でもやる事はやらねばならんので

例年通り、おしょらいさん(お精霊さん)をやってます。

 

■お精霊(しょうらい)さん

 

というのは、京滋方面で行われる、お盆の行事でして

八月八日くらいから、京都の六道珍皇寺や千本ゑんま堂(引接寺)で

水塔婆を流し、迎え鐘をついて冥界からご先祖様をお迎えして

お家にお連れして、ご接待し

お盆が過ぎたら、またお精霊流しで冥界にお帰り頂く

と言うようなお盆行事。

あたしん家は元々京都なので、千本ゑんま堂で八日に

お迎えして来ました。

 

■その昔はね

 

あたしの小さい頃は、大きな机に

朝ごはん、昼ごはん、おやつ、晩ごはんと

お供物を並べて、念仏三昧

そのご飯も、もちろん精進料理限定なので

母や祖母が家族用とはまた別に料理を拵えて

上げ膳据え膳で(当たり前ですが)お接待

つまり、生身の親戚が泊まりに来たのと同じように

しとったんですなぁ。

 

そこで供されていたのは、

芋茎(ずいき)の煮物とか、冬瓜の煮物

南瓜の炊いたん 

茄子のドンガメ汁(滋賀の郷土料理)

そして、メインはやはり素麺が多かった気がします。

 

そんなのが専用のミニチュア食器に盛られて

出されて…。

勿論 あたし達もそれをお盆期間食べておったんで

今でも夏の思い出の味 といえばそれらになるあたし。

懐かしいな

芋茎の炊いたのとか、もう何年も食べてないや

冬瓜の炊いたんのとろんとした餡掛けによくしゅんだ

すりおろし生姜が今も思い出されます。

 

そして、夜になると親戚のおばちゃん達が来て

(うちは親元なので)

みんなで鐘や木魚で御詠歌や般若心経をあげて の毎日

そんなのが子供の頃のお盆の思い出

 

今も、先述のように変わらずお精霊迎えをして、お祀りして

いるのですが、ここ数年は

両親も高齢化してちゃんとしたご接待ができないので

簡略化してはいます。

でもやはり、無くしたくない

夏の風物詩

 

今年はあたしの休みが不定形なので

お盆のスタートがいつもより少し早かったんですが

(お精霊さん迎え的には普通)

でも、簡略版とはいえ今年もお精霊さんをやってます。

 

そして十五日ごろ、浜で送り火を焚いて

また冥府にお帰り頂く。

ちなみに、迎え鐘はご先祖さんの数プラス

一つついてお迎えします

その一つは無縁さん もしくは施餓鬼供養のもの

今年は、あたしの知人がこの三月に亡くなったので

もしかすると来ておられるのかも知れません。

 

他の方のサイト(おしょらいさん滋賀)とか見させて頂くと

ちゃんとご接待のお食事出されていて、画像とかアップされてて

うちときたら

なんか簡略化して申し訳ないなとも思うんですが

嫁も仕事しているこのご時世

どうぞご勘弁 でも

あたしがフルリタイヤの暁には出来うる限りで

行事を復元しようと目論んでます。

 

さてさてご先祖様方 色々至りませんが

このお盆

御ゆるりとお過ごしくださいませ。