ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

チャリキでGO 近代産業遺産を見に行く

ちょこの守よ 

米が底をつきかけておるぞ。

 

とお方様が仰せになりましたんで

今朝は、早朝から支度しまして

ミントちゃんを繰り出して

走りましたは、片道30分の某直販所

開店30分前に並びまして、

手に入れまししたよ、『きぬひかり』(5kg 3780円)

今朝は、コシヒカリキヌヒカリの2種類のみ。

予定販売数24袋だそう。やはり並んで正解。

でも段々、数が少なくなってきたなぁ

それも、在庫は今月一杯〜来月下旬まで

もう、コシヒカリは無くて、

キヌヒカリ一つになるだろう との事。

なんだろうねぇ。

 

もし、アメリカやブラジルなんかで、パンの値段が

一年で、二倍になってみなさいよ

デモ→一部が暴徒と化す→商店を襲い、破壊と強奪

→非常事態宣言を公布→武力による鎮圧

っすよね(笑)

なんで、みんなそんな静かなんだろうか?

打ち壊しだ〜(笑)

 

さて、そんな訳で、朝イチからドタバタ

米の買い出しに出掛けていたCHOKKO なのですが、

 

帰って来てからは、

前々から訪れたかった所に

出かける事にした んであります。

 

(笑)なんせ、明日以降は天候が良くない。

と言う事だったんで 

行くなら、今しかない!

 

では折角ならばと、

チャリキでGOで

尋ねる近所の

近代文化財建築物コーナー

を起こすことになったんですよ。

 

さ〜 今日は比較的気温も、湿度も下がって

絶好の輪行日和っすよ。

ではでは、愛車チャリくろ君で 

レッツラゴー

 

なぎさ公園ひた走る事30〜40分

着きましたよ。

と〜ちゃこ。

 

浜大津 さらに国道1号に向かって坂を登る

車や、電車ではあまり感じませんが、

びわ浜大津駅から→上栄町へと行く道は

かなり急坂なのですね。

そんな坂をえっちらほっちら登ったんですね

昔の人 凄いなぁ。

 

ではまずは、前々から行って見たかった

『旧逢坂山隧道〜東口〜』です。

鉄道遺産、産業遺産。

 

石造の隧道(トンネル)って、本当に明治の息吹を

感じるに十分ですよね。

隧道入り口は石造!

内部は煉瓦造り しかし

坑道堀の職人が手掘りで掘ったとか?

すげぇ。

鉄道遺産でもあり、

近代産業遺産でもある 施設なんですねぇ。

 

▲逢坂山隧道 現在はもう使われていないのですが、

なんか研究施設(地震予知研究やなんか)に使われている、

と言うのは聞いた事ありますね。

▲扁額は、伊藤博文等。

 

▲なんか、割と小さめですが、『陸蒸気』が走る隧道ですもんね

 レンガ積みがとても綺麗です。イギリス積みでしょうか…。

 

▲扁額『楽成頼功』

 

看板です。この隧道を手掘りで行ったそう。

ふ〜ん 国内初の山岳隧道?ええっ?まじすか?

 

▲さて、そこから下る事少し。 かつての東海道本線

痕跡がわかる所に、降りて来ました。

 

先ほどの逢坂山隧道から、当時の東海道線終点の

馬場駅(現在の膳所駅)へと至る線路の後。

ここに渡されていた橋(ガーター橋かな?)の痕跡

煉瓦造りの橋脚が

今では施設の駐車場の土台になっています。

 

先ほどの隧道からでた線路は、

現在国道1号線となってるところの

一部を通り、馬場駅(現膳所駅)へと至り、

そこからスイッチバックで、現在の京阪大津線

京阪膳所駅→琵琶湖浜大津駅間の線路を使い、

浜大津へと至っておりました。

つまり、かつての旧東海道線の終着は

浜大津だったと言う訳です。

 

そこからは、湖上の船便が長浜へと結び

物資を輸送していたんですね。

 

さて、逢坂山隧道もこの橋桁遺構も

京都に行く時、いつも良く見るんですが

なかなか行く機会がなくて、

今回 間近で具に観察できて、よかったです。

 

さて、もう一つの近代産業遺跡といえば

やはり、琵琶湖疏水と 大津閘門 そして、大津水路

ですね。

閘門(コウモン)とは、

水位の違う箇所を船を通す為の

いわば、水上エレベーター。

長らく放置されていましたが、今年から

疏水遊覧船が、浜大津まで延伸するにあたり

修復整備され、電動で動くようになりました。

 

内側の水門 頑張ったんですが、あんまり鮮明に

撮れませんでした。

水観光船の乗客の方達は、出発前に

ガイドさんにこの閘門を説明してもらえるようで

皆さん、閘門の上で、並んで説明受けておられました。

いいな♪

 

▲左画像が水門が開いた様子 前後二つの水門を閉めて

その間の水位を調整して、京都側と大津側の

水位の差を解消するのですね。

 

▲春ともなると、桜が見事な大津水路。

此度 重文になるようです。

 

▲ローマ風水門 扁額に『氣象萬千』

(様々に変化する風光は素晴らしい)

の文字が。ちなみに揮毫したのは

伊藤博文

 

ところで、水門に扉があるのがわかるでしょうか?

これは 『琵琶湖の水が京都に流れ込んできた時に閉める為の鉄扉』

なのです。琵琶湖疏水作られる事になった時

『京都が琵琶湖の水で水没するのではないか』

との恐怖心が具現化したものなのだそうです。

 

琵琶湖疏水 一見深そうですが

実は、そんなでも無くて、定期的に行われる

清掃作業の時などに見ると

水路は半円形になってて、結構浅いのが

見て取れます。

 

先日のチップスでも触れましたように

この度、琵琶湖疏水と、その関連物が

国宝や、重文に指定されるようです。

大津側も、この大津水路と閘門等が

重要文化財に指定される見込みとなりました。

 

先人たちが残した、近代日本への

礎。 そう言うものを

自転車で巡る事が出来て

なんか嬉しかったです。

 

寺社仏閣や、考古学的な遺物だけではなく

今の生活を切り拓いてくれた

先人達の偉業もまた、

素晴らしいものです。

それらに簡単に触れられると言うのも

またありがたい事だと

感じた今回のチャリキでGO!

でした。

 

今回も、おいでいただき、ありがとうございました

感謝致します。

嬉しい 楽しい 幸せ

 

貴方と共に。