ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

秋だけど カルピスの思い出

昔描いた カルピス娘 

こんちは やっと、秋めいて

秋風が吹いてきた というのに

夏の話題を今更持ち出す

空気読めないGG

CHOKKOです。

 

カルピス って皆さんご存知ですよね?

乳酸飲料の あの、甘酸っぱ〜い

お飲み物

 

戦前から有る、由緒正しい飲料で

映画火垂るの墓の回想シーンで

須磨の海岸でしたか?海水浴を楽しんでる

主人公たちに 主人公のお母様が

『カルピスも〜冷えて〜ますよぉお』

と言うてはったあの飲み物。

 

そう、あの兄弟は

軍属で、

ちょいとええとこのおぼん様でしたね。

そうなんです、

あたしらGG世代には、

カルピスはなかなか口に入らない

高級飲料でございました。

ええとこの子のお飲み物(笑)

 

カルピスといえば

かつては、夏のお中元の

定番商品。

百貨店の綺麗な包みの中から

現れる、白い水玉の包装紙に包まれた

素敵な箱。

包み紙を綺麗に剥がして

(母がそれを畳んで仕舞う)

出てくる、同じく白青の水玉の

紙に包まれた。高価な瓶!

『わぁ〜 カルピスやぁ〜』

てなもんでしたよ!

そして、運が良ければ入ってる

オレンジ味のカルピス!

 

夏の暑い盛り、

あの有名な、花のように口が

ラッパ状に開いた専用コップ…

は欲しかったけど、手に入らず

今、昭和レトロ♪ なんて言われている

オレンジや、赤や、水色のお花の柄の

ガラスコップにね

冷蔵庫の冷凍室の床にひっついている

製氷皿を、手につけないように

気をつけて取り出して、

霜だらけのレバーを 

ガリリッと起こして

取り出す、

白く濁った、ただの冷蔵庫氷。

 

そして、注ぎ込む

甘い原液♪  甘いのが正義だったあの頃

欲張って原液入れずぎると

甘すぎて、結果美味しくないのに

それでも、甘さに飢えていた

あの頃〜

嗚呼 カルピス

憧れの、思い出の、飲み物。

 

で〜 いつの間にか大人

いや GGになって、

甘い飲み物は殆ど飲まなくなって

でも、

ずぅっと気になっていた

カルピス!

 

今こそ、子供の頃

お中元の貰い物がないと

あたらんかった、

あの夢の飲み物を

今こそ飲もうと、

ついに

こないだ買ったんですよ(笑)

カルピス(原液)!

 

でも、

子供の頃、憧れの目で見ていた

あのでかい茶色い瓶ではなく

フツーのペットボトルみたいな

(ペットではないらしいです、分別注意)

プラボトル…。

なんか チープだ。

 

で〜 飲んでみた。

 

ああ〜? 

こんな味だったかなぁ

 

う〜ん 

希釈4〜5倍のところ、

カロリー気にして、

あまり原液入れなかったせいか

 

なんか 

なぁんか 違うわ!

 

あの 子供の頃

宝物のように飲んでいた飲み物と

何かが違う?

 

いや 多分ほんとに薄すぎるのも一因だろうけど

これが宝物に思えないような

年寄りになってしまったのかなぁ。

 

あたし一人では、多分

おいしいうちに、飲みきれないので

お方様や、2号にも

勧めたけど

 

『あ〜 あれ甘いから』

と言うお方様

『ああ〜 うん』と

生返事な2号。(T ^ T)

 

そっか 今やもう

カルピスは夢の、憧れの

高級飲料ではないのね。

(あたしが思ってただけ?)

 

でも、ちょっと前はやね

カルピスウォーターとか

カルピスソーダとか

流行ってたんやんか ねぇ?

 

ええ?何 

 

お前の言う

ちょっと前は

10年前やで

 

ですか?(笑)

 

まぁ…。ええです。

一日一杯くらいなら、

規定希釈で飲んでも

ええじゃろうて。

こっそり、昔を思い出しながら

楽しむ事にいたしましょう。

 

しかし、人は世につれ世は人につれ

価値も好みも

時代によって変わっていくんですねぇ

でも、それをも乗り越えて

営々と続いてきたカルピスです。

何か不動の魅力はあるので

ございましょうて。

 

と言う、カルピスをめぐっての

お話でした。

 

今回も、お出で頂き、

有難うございます。