お盆真っ盛りですね 暑いよ暑すぎる
30℃は涼しいの! とは、うちの不安症患ってる
母の戯言ですが、
その言葉が、おかしくないほど、外気は熱気に満ちてます。
水道は、いつまでたっても温水が出てくるし
エアコン壊れたら、死んでしまう状況。
なんやコレ。
こんちわ、熱中症アラートでも
おんもに出たいGG
CHOKKOです。
さて、お盆もいよいよ終盤
なので、今日は、母方のお墓参りに
朝から出かけたので有りますわ。
気温は既に30℃越え
大津市の広報が『外出NG』とか言うてるけれど
外に出ないと、お墓は参れませんがね。
と言うことで、今日も今日とて
チャリキでGO!
で、危険な気温の中
チャリキで母方のお墓に参りまして、
ついでに、大津ぶら歩きをしようかな と
思いまして、真っ直ぐにお家に帰らず
ちょっくらぶらぶら。
元 武家屋敷通り
今回は、大津ぶら歩き、と言いながら、
実質は膳所ぶら歩きで有ります。
残念ながら、お城の遺構は、あまり残されていないんですが、
街の区割りは400年前と、あまり変わらない状態でしてね。
お城があった時代の、武家屋敷なんかも
なんとなく、残っておるのです。
例えば、
この辺りは、かつて武家屋敷が立ち並んでいました。
今も、ところどころに残る
土塀に木戸が、その頃を彷彿とさせております。
このエリアでは、かつての本多の殿様に仕えた
家臣の末裔の方などが、そのまま住んでおられる
お宅などもあり
そこはかとなく、往時の武家屋敷街の
面影が感じられます。
あたしの子供の頃は
もっと、土塀が続く情緒が残っていたのですが、
これも、開発の波が押し寄せていて、
絶滅危惧種となっております。
お城ファンの方や、東海道歩くファンの方とかも
あまりご存知ない(かも知れない)
結構、あたしのご近所の穴場見所スポット。
さて、次は
膳所城の最大の遺構
芭蕉会館
(元膳所城本丸正面二重隅櫓)
です。
元、膳所城の隅櫓だったこの建物は
明治の廃城の折、売りに出され
料亭(坂本屋)の離れ飛龍の間として、移築改装されて
使われた後、芭蕉の愛好家たちに買い取られ、
この、山手の秋葉台に芭蕉会館として移築されました。
文献 形状から、この櫓だと
思われます。
元々料亭に移築された際に
かなり増改築され、元の隅櫓のイメージが
失われてはいますが、屋根の鯱鉾や
破風などに、隅櫓時代を彷彿とさせるものが
辛うじて残されております。
この建物、あたしが小学生だった、
50年以上前は、母校の小学校校庭から
よく見えてましてね、
子供心に、なんであんなところに
お城があるんやろ と思ってて
何度か、歩いてみに行ったことがあるんです…。が
今は、芭蕉愛好家の人たちも
使っていないようで、荒れ放題で、木々も伸び放題
周りから、見えん様になっております。
全体像がちっともわかりませんねぇ。
実は、あたしも探すのに一苦労しましてね、
ひょっとして、もう取り壊されたのでは?と
一度は探索を断念して帰宅したんですが、
Googleマップ等で調べると
史跡 と有るので、ならばそうそう、取り壊さんやろうと
地図を頼りに、再訪して探索したらば…。
有りました〜 このように、木々に埋もれて。
史跡 ということだったので、何かしら
その手のプレートでも有るかと探したんですが
その様なものは見当たらず、
夏草に覆われ、使われていない様子で…。
ねぇ これ、膳所城最大の遺構なんですよ?
中に入れるんですよ。
予算をつけて、元の姿に修復するとか
それこそ、膳所公園(本丸跡)に移築するとか
すると、結構観光資源になるのになぁ…。
と 残念至極に思いましたです。
…。というわけで、気温最高36度越えの中
お墓参りのついででは有りますが
大津ぶら歩き。
今回は、膳所のお城の遺構をめぐる
そんな旅でした。
膳所は城の街、歴史の街
まだまだ、ひっそりと、歴史が街に道に
残ってます。
どうですか?東海道沿いのお城の街
膳所をぶらり散歩というのも
また、いいですよ。
歴史ファン、お城ファンの方。お待ちしております。
ただ、おいでの節は
熱中症にはご用心(笑)
あたしも、今日は死ぬかと思いました(笑)
今回もおいで頂き
ありがとう御座いました。