こんちわ!CHOKKOです
毎日毎日暑い日が続いていますが、それでもお盆も終わり
『地蔵盆』も終わり、夜、気が付くと虫の音が秋の訪れを
告げている今日この頃。
そろそろ夏も終わりですね
■この夏とうとう…
型式は九八式、つまり1998年式。
かれこれ21年乗っています。
21年前の夏ごろ、当時、ホンダのシビックに乗ってたんですが
二人目の子供が出来ることになり、後席スライドドアの
乗り降りしやすい(チャイルドシートに乗せやすい)車に乗り換えようか
と思っていたところにラウムに出会い一目ぼれ。
20数年前当時、段々ワンボックスカーが台頭し出していたんですが
ハイエースやミツビシデリカみたく大きなサイズのモノがほとんどで
通勤がメインのあたしには持て余してしまう。
じゃ~軽はというと、ハイゼットとか商用車ならあったんですが
乗用タイプはまだいいのがなくて、なんだかな~
と思っていたところに、ラウムがデビュー
車格は乗用車サイズ(カローラとか位)で、
それほどハイトップでもなく、でもちゃんと両面スライドドア
(今みたく電動ではない)
後にセンターピローの無いタイプも発売されましたが、そうでは無い
あたしの九八式でも十分出入りしやすい後部座席
前席ベンチシートで、コラムシフトでフットペダル式サイドブレーキ
…と、あたしの欲しかった条件がほぼ詰め込まれていて
もう、欲しくて欲しくて~
そして、とうとう買ってしまいました
Gパッケージに老人(両親)が乗るのも想定して
グリップを付けられるだけつけて(笑)
でも屋根の荷造りレールは要らなかったなぁ(ついてるんで仕方ない)
その少し後に、ホンダのモビリオとかも出たけど、やっぱし
ラウムにしたろうな~。
■そんなこんなでやってきたラウム
ホントに大活躍してくれました
二人目が生まれるからと、妻の実家にベビーベットを積んで高速を走り
上の子を乗せて滋賀へとんぼ返りし
二人目が生まれると妻ともども引き取りにまた走り
子供たちがチャイルドシートに座れるようになると
あちこち出かけて、
その子供たちも後席のチャイルドシートの中で段々と
大きくなり、大好きな帰帆島の公園や、びわこ子供の国
ショッピングセンターのヒーローショウに
定番のビワイチもしたなぁ…
怪我したり熱出したこどもを夜救急病院に運んだり
もちろん、お墓参りに、御里帰り
友人たちと一泊二日の車旅に出たことも。
最近ではパンクした自転車も運んだし…
そんな大活躍のラウムを
あたしは密かに『ラムちゃん』と呼んで(笑)可愛がってました。
そして、いつしか二十一年の時が流れて…
満身創痍で、あちこちテープで(!)補強して
ボンネットとルーフははげちょろけて…
あちこち動かなくなり…
パンクは2回したし
燃費は悪くなるし、維持費や税金が高くつくようになって
周りからは『いいかげん乗り替えたら』と云われるし…
でもでも大好きな車でした
■思い出が満載
ラムちゃんには思い出がいっぱいつまってます
子供たちはラムちゃんの後部座席で大きくなっていくのを見ました。
チャイルドシートがジュニアシートになり、
スライドドアを使って『発車しま~す』と電車ごっこして。
両親が墓参りの度に年老いてゆくのを寂しく眺め
たまに妻と二人で出掛け
毎日会社に通勤し…いつも生活の中に
ラムちゃんが居ました。
■でも…とうとう
でもでも、とうとう明日でお別れなんです。
今年車検だったんですが、遂に手放して新しい車に替えることになりました。
この21年 ラムちゃんのおかけで沢山でかけて、たくさん観ることができました
こんな、臆病で心配性で、引きこもりのあたしが、驚きです。
車体の傷も、剥がれた内装も…ひとつひとつに思い出が有って愛おしい
ラムちゃんに乗れてホントに幸せでした
21年間御苦労さま、大した故障も起こさず、よく動いてくれました
さすがは日本製、流石世界のトヨタの車でした。
ほんとうに良い車でした。
動かなくなるまで側にいるつもりだったけど、ごめんね
さよなら、ラムちゃん。
あたしは、いいオーナーだったのかなぁ…
星進一さんのショートショートに有った
ロボットカーのお話みたいに
ラムちゃんに『幸せだった』…って行ってもらえるかなぁ
ありがとありがと。
最後にビワイチ位したかったけど、それが心残り。
思い出の場所を、も一度巡りたかった
ARIAの灯里ちゃんが古いゴンドラとさよならした時みたいに。
古い車にずっと乗っていると、税制面やいろんな面で
冷遇される今の世もどうかしてるよね
でも、ありがとうね、ラムちゃんいつまでも忘れないよ。
21年間の思い出に感謝と愛をこめて…