ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

観るもの、見ないもの

■三周年らしいです

こんちわ、CHOKKOです。

桜もあっと言うまに咲いて、散ってしまいましたね。

四月十日前後で、『海津大崎の桜』が散ってしまうとは…。

ホントに今年の春は慌ただしかったですねぇ。

も少し、桜味わっていたかったなぁ。

さて、当ブログもこの三月末で三周年だそうです。

最初、ぷららというソニー系のプロバイダでホームページ付属の

掲示板として始めて、その次にブログがでけるというので

加入したeo、そのeoがSNSの多様化を理由にブログを

一方的に終了しくさって、新たに始めたのがこのハテナでの

ブログ…。やぁそう考えると、結構長くやってるなぁチップス。

でも、その割にコメントほとんど入んないな。

最初の頃のぷららの頃の方が、まだ見知らぬ人のコメントとか

入ってたなぁ。迷惑コメントもすごかったけどね。

う〜ん、友人方はともかく、誰も見てないんだろなこのブログ(笑)

面白くないんだろなぁ。写真もないし。(反省)長文だし。

■観るもの観ないもの

さてね、前回書きましたように、最近テレビがつまらん。

BSならなんとかなるか、と思っていたんだけど

BSも結局、テレビショッピングとかばっかしで、期待してい

た「ドキュメンタリー」や「旅番組」はたまにしかやんない。

アニメやなんかも。最近のはイマイチ食指が伸びないし〜

…ので、いきおい、過去に録画しといた番組とか、購入した

DVDへ走リマス。

あたしがレギュラーで録ってるのは

ブラタモリ』と『歴史秘話ヒストリア

でも、ブラタモリも最近はコロナ禍のせいで、ロケもままならんというわけで

〜選とか〜スペシャルとかで、過去作の再編集ものばっかになったし、

ヒストリアはこの間、終わっちゃって、寂しい限り。

ヒストリアはいつからかなぁ、見出したの。

カラフィナの素敵な歌声に惹かれて見出したのは覚えてる。

初期の頃のヒストリアは番組の最後の方が、カラフィナの

「夢の大地」にのせて、ちょっと、うるっ とくるような番組作りに

なってて、よかったな。最近のはなんか、映画とか大河の番宣みたいな

人気取り的な内容になってて、ちょっとがっかりしてたけど

それでも歴史教養番組として楽しんでたけど、

終わっちゃって残念。

ブラタモリも先述の様にロケに出られん分、スタジオトーク番組化してしまって

精彩に欠けるし、これまた残念。

旅番組も同様に焼き直しや再編が多くなって

ただでさえ、予算がかかる旅番組やらドキュメンタリは減少傾向にあったのに

このコロナ禍のせいで、今や瀕死です。

そんな中で、やってると結構観ちゃうのが

「充電させてくれませんか」(テレ東系)と「せっかくグルメ」(ABC系)

あと。何故か突然やる「自衛隊潜入」的な番組

そんなの以外は、ほぼ芸人集めての馬鹿話番組なので観ないっす

ああ、「ちゃちゃいれマンデー」と「キメツケ」(関西テレビ

も面白いので

これは芸人でても好き。

あと「ユーはどうして日本へ」と「日本へ招待したら〜」(テレ東)も

観てるな。最近テレ東面白い企画ものするよね。

映画は以前から映画代が高すぎるのに不満で、まんまし上映リアルタイムで

観てないんでよね。最後に見たんは『この世界の片隅に』かな?

『シン・エヴァンゲリオン』も観たいんだけど、

コロナだわ、映画代高いわで、まぁ、見に行かないな

レンタルするか(それも感染が怖い)余程のものは

購入するか。

あたしがここ数年で、購入した作品は

シン・ゴジラ』『君の名は』『この世界の片隅に

『映画けいおん

あと、『トラトラトラ』『若草物語』『ローマの休日』かな

一方、テレビドラマはほとんど見ないんだけど

もうだいぶ昔になるけど、『大仏開眼』とか

坂の上の雲』とか『桜の国夕凪の街』とか

はだしのゲン』とか

VHSではもっと色々録っていたんだけど、デッキが危ない状態になったんで

もう観られません(泣)

戦国自衛隊(テレビドラマの方)とか『八月六日広島』とか結構昔は

ドラマでもいいのいっぱいやってたんだけどな(泣)

アニメの方では

「ヤマト2199」とか「映像研に手を出すな」とか

けいおん」「たまこまーけっと」とか「リトルウィッチアカデミア

この間までやってた「未来少年コナン」その前やってた

「ふしぎのうみのナディア」とか

けいおん」は二期の方が好きなんだけど、最初のOPが

ガチャガチャした感じで嫌だったのと、

プロデビユー目指す様な話だろうと、勝手に決めつけて

最初の頃見なかったんで、その良さに気がついたのが

ほぼ終わりかけ(泣)のちにBSで一期の方やってくれたので

それは全話取ったんだけど、二期もやってほしいなぁ。

エヴァンゲリヲン」シリーズは最初民放でやってたの録ってたけど

長年かかってNHKがやってたのでCM無しのが撮れてラッキー

NHKってなんかエヴァ好きだよね、特番とかエヴァヒストリアとか

やってたし、コナンとか、映像研みたいな良質の作品やるので

侮れません。

あと、民放では日テレがよくやるジブリ

紅の豚」とか「風立ちぬ」とか?

魔法少女マドカマギカ」も録ったな、スピンオフの

「マギカ何とか」も

■さて本題

前おきが長くなりましたが、そんな中

いつも観るもの観ないものが決まってくるです。

ブラタモリとヒストリアは定番で見まくり、ただヒストリアでも

あたしゃお城や、戦国時代、江戸時代は好きだけど、武将には興味ないので

録ったものの、あんま見ない話も多々あり。

ドラマでは「坂の上の雲」はよく観るなぁ。金かかってるよねあれ

出来もいいし。三笠の主砲も、旅順攻略の二十八サンチ榴弾砲もちゃんと

後退してるし(笑)榴弾が炸裂する描写もいいし、なかなかいいです。

CGも役者さんも、セリフの長州弁や土佐弁とかもいいし。

大仏開眼』もよく観るです。あたしゃ平安以前の古代が好きなんだけど

あんま奈良、天平飛鳥時代のドラマとかやんないし、それだけで貴重。

また、石原さとみさんが可愛いっす。古代衣装とメイクがよく似合ってて。

ああいうの平気で出来ちゃうのは、さすがNHKだと思うあたし。

アニメでは言わずもがなで、「この世界の片隅に」もう

家族から苦情が出るくらい(笑)

次は「ヤマト」とかな次は「けいおん

「ヤマト」はオリジナルもリアルタイムで見ていたけど

今のも松本零士感はあんましないけど、総じていいかと。

けいおん」は見てるとホッとする。

たまこまーけっと」も好き。

…で意外と見ないのが「君の名は」

う〜ん、悪くはないんだけど、なんかスタイリッシュすぎるのと

三葉滝くんの声が、ちょっと馴染めなくて。

で「エヴァ」もたまにしか見ないかな。なんか見たあと

運勢が悪くなりがち(笑)

意外と観るのが「紅の豚」と「風立ちぬ

特に「風立ちぬ」は公開時から全然評価してなかったんで

見ないだろなこりゃ と思ってたんだけど

息子っちが いいよ というので見てみた。

息子っちはIT研究者で、技術肌のやつなので、何か

心の琴線に触れるものがあったらしい、友人とも

観るべき と言ってたそうな。

で、見てみると、やっぱ庵野さんのアテレコはちょっと勘弁してほしいけど

なるほど『研究者』『モノづくりに携わる者』としては

共感を得られる感じは、なんとなくわかる感じでした。

ファンタジーの一種 としてみるならいいかもね。

でもやっぱ庵野さんのアテレコは失敗だと思うな。

紅の豚』の方があたし的には好き。

ゴジラ』もよく観る。エヴァっぽい音楽とか

無人在来線爆弾攻撃とかばかばかすぎるのがあったりするけど

それを差し引いても、ゴジラ映画としては一番好きかな

初代ゴジラの次にね。

最近、深夜で「王立宇宙軍」やってたんで、撮りました。

あんなマイナーなのよくやったなぁ。

ああ、そうだ「レディプレーヤー1」が意外と面白かった。

そうだ。子供らが小さかった頃は、よく「ハリィポッターシリーズ」を

見てたなぁ。

最近、精神的によくない状態が続いてるんで、時間がある時とか

涙活しようと、泣けるビデオ探すんだけど

結局、いつも見てるやつになってさ、だんだん効果なくなってきて

困ってます。前は「けいおん二期」でたっぷり泣けたんだけど

あんま見過ぎて、慣れてしまって。

「マドカマギカ」は一時期よく見てた。あたしは持ってないけど

息子っちが劇場版持ってるんで、それも借りてよく見たな

マドカマギカも結構泣けたな、意外に。

あれはなかなか、名作です。

スピンオフの「マギカ〜」は録ったきりあんま見てない

元ネタのゲームを知ってる息子っちは

高評価出してたけど

あたしは、本編はかな?

■話が長い!

いやはや、これだからうちのブログは

誰も見てくれんのだよね〜

ともかく、テレビはお笑いばっかやらず

もすこし、高尚とは言わないけど、教養ある番組も

やってほしい。BSやらNHKプレミアムとかでたまに見てるとあるんだけど

TVガイド熟知してるわけではなんで、よく見逃すし

できればレギュラー番組でそういうのやってほしいなぁ

大河もなんか最近劣化してるよな

真田幸村」はすげー面白かったけど

最近はもう何も期待していないし、見ていない。

(なんで渋沢翁なんだよ)

あとさ、戦国武将とか、江戸とか幕下じゃなく

平安とか奈良とかもやってほしいよね

枕草子とか、更級日記とか

上手に脚色したら面白いと思うんだけど。

アニメも最近の見てるわけじゃないいから、偉そうなこと言えんけど

『見たくなる様な』作品お願いしたい。

技術や技法がすごくなってる割に、いい脚本・演出をする作品に

なかなか出会えない気がする。

それは、みる手のあたし自身が老いて嗜好が変わったのもあるでしようが

ジブリなき今 若手クリエーターも頑張って

内容で訴えてほしい。京アニがな期待の星だったのに

あんなことで…残念ですよ。犯人にはバチが当たってほしい。

庵野さんも、シンシリーズばっかやってないで

アニメに戻ってほしいな

…とはいえ「シンウルトラマン」はちと見て見たいや(笑)

 

とりあえず、これからに期待 ということで。

 

 

関西 と言うとき

今に始まったことでは有りませんが、

最近 テレビが面白くないですよね。

どこ回しても『お笑い芸人』ばかり出ていて、

才のないことばかり言って、面白くないこと

甚だしいわいね。

特に、このコロナ禍になってからロケ番組も

出来なくなって、過去作品を、〜選 たら

スペシャルたら云うて、再録ばっか垂れ流し。

芸人言うたら

あたし、以前は朝は『おはよう朝日』観ていたんですが

芸人ばっか出る様になって、『めざましテレビ』に

鞍替えして久しいんですが、ここも最近、特に芸人を

起用する様になって、最近辟易してます。

頼みの綱だったNHKも、ここ数年芸人ばっか出る様になって

質が下がる一方。

こないだの、3.11の「生さだ」よ

明け方4時くらいまでの長丁場の番組なのに

合間、合間に、つまらん芸人のお笑いライブとか

歌手の歌とか挟んでくる

いやさ、それなかったら2時間くらいの

いつもの番組構成で行けたんちゃうん?

あたしゃ、さださんのトークが聴きたくて

生さだ観てるのに、埋め草でそーいうパフォーマンス

挟むのやめて欲しいわ。(個人の見解です)

あたしは、生活には『笑い』は必要だと思うけれど

『お笑い』は要らないかな と思ってる人なので

最近のテレビの有り様は辛いすな。

芸人も、頑張ってて面白い人もいるんだけど

最近は『芸のない芸人』が多くて

話芸で笑かしてくれる人が居なくなってきて

なんだかなぁ と思う今日この頃

■さて 本題

よくテレビで、関西人に〜 とか

関西人は とか言う関西特集のような

番組もあったりするんですが

その時の『関西』って

関西=大阪になっている事が多くて

これまた、なんだかなぁ と嘆く私

関東の人がイメージで関西云々言ってるのは勿論

地元関西局でも関西=大阪 テイストで物いいよる事が

多くてどーもいかんわいさ。

関西たって、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山

それぞれ、気質も考え方も、話す方言も

み〜んな違うですよ?

そこを十把一絡げで、関西くくりにされて、

もっと露骨に言うと、全部大阪人 みたいな

イメージで持ってかれるのは嫌だ。

(大阪がどうのこうの、という訳ではないよ)

そもそも、大阪だって、泉州の方と、船場じゃ違うでしょうに

上町と、南、北も違うじゃろ?

以前『たまこまーけっと』が放映された時

商店街の人のたまことの関わり方に噛み付く輩が

結構居てらったですが

言い方悪いけど、『土足で人の心に踏み込まない』あたりが

京都なんですよ(たまちゃんは出町柳商店街の娘)

大阪もいい 兵庫も素敵、奈良も京都も素晴らしいし

滋賀も、和歌山もいい

けど、大阪だけが『関西』ではないのだけは

畿内の人も、関東の人もわかってほしいわい

 

あと、何遍も言うが

「京都弁」て言うのと「大文字焼き」言うの

やめてんか。

 

 

春先雑感

どーもCHOKKOです

いや 今年の桜はホントに早いですね。

先日の日曜日、お墓参りに京都に行ってきましたが

うちのお墓のある、某お寺(結構有名寺院)でも

綺麗に枝垂れ桜が咲いてました

いやはや、春ですねぇ…。

近所の桜ももうだいぶ咲いてきましたよ

うちの周りは琵琶湖の畔なんで、浜風で

結構遅い開花なんですが、それでも今日見たかぎり

三分〜五分咲き この分じゃ、今月末で満開になりそうな

春になるのは嬉しいけど、なんか慌ただしいなぁ。

■緊急事態宣言解除

だそうですな、東京方面。感染者が下げ止まっている

状況なのに、菅政権ってのはバカなんですかね?

それか、そんなに二階幹事長が怖いのか。

馬鹿といえば、時短やらを要請されるのは

民主国家たる日本にあるまじき事とか言って、提訴した

飲食チェーンの社長がいましたが

民主主義と自由主義を履き違えてませんかね

なんでも、自分の自由になるのと民主主義は違うですよ

何もガースーの肩持つ訳ではありませんが、

他国のように、大規模ロックダウンが行えない辺り

部が悪いんですよ、日本は。

あくまで緊急事態宣言や、時短、自粛は

『お願い』の範疇なんで、要は、一人一人の心づもりに

かかってるんすよね、

だから、もっと云えば、きちんと時短や自粛守ってるお店が

守らない店に客取られて、その挙句に

その客らの為に感染が拡大して、結局

あたしら、無関係な人、真面目に取り組んでるお店や人に

感染拡大や、再度の緊急事態宣言発布などの

迷惑かかってるのは、分かっての提訴 なんでしょうかな?

そもそも日本が民主国家とか思ってるあたりナンセンス。

■桜のこの時期に

宣言解除なんか狂気の沙汰ですよ。

花見するな 言っても拘束力も、罰則規定も

ないんだし。

若い奴らには我慢 てものが足りないし。

二週間後、それこそ千人単位で感染者出るんだだろなぁ(東京)

なんか、

「もう、打つ手ない」て投げ出した様にしか思えないな

お店や、観光業はこれで少しは潤うんだろうけど

感染が蔓延したら結局

今までの我慢、臥薪嘗胆が無駄になるんですが?

増えたら、また宣言すりゃええやん 的な考えなのかな?

変異株も拡大中だっちゅうのに

相変わらず、三密をさけ、マスク会食、黙食、個食、

手洗いうがい とかの今までの基本を徹底って

言うだけでは、無策に等しい

これじゃな〜収束は程遠いな

とりあえず、

東京五輪はやめてください。

 

 

赤毛のアンのDVDBOXをですね…

買ったんですよ〜。この間ね。

あ、どーもCHOKKOです

赤毛のアン』は実は全話VHSで持ってはいるんです

もう昔、今は無き親友がレーザーディスク

(若い人はレーザーディスクって知らんだろうなぁ)から

ダビングしてくれて、もう何遍もみたんですが

最近うちのVHSデッキが調子悪くなって、テープを咬むようになったんで

危なくて見られない。

でもアンが見たいよう と言うことで

買うことにしたんです

■ホントはデジタルリマスター版の

ブルーレイBOXが欲しかったんだけど、DVDの倍するんで

さんざ、悩んだ挙句、DVDに。

でも、DVDでも十分ですよ。

■やっぱりアンはいい

そんな訳で、今月頭からほぼ毎日楽しんでいます

赤毛のアン』いいわ〜

自然な演出、ほぼ原作に忠実、余計な脚色はないし

尺稼ぎのお話も、ちゃんとLMモンゴメリの他作品から持ってきてるんで

違和感はあんまりない。

後、登場人物が段々成長(老いる)していくのがいい。

大体3〜4段階位で成長していく(ビジュアルが)んですが

痩せっぽちだったアンが段々女の子らしい体型と雰囲気に

変わっていくのがなんとも言えません。

■アンのどこがええの?

と昔誰かに聞かれたことがありました。

そう言えば、大学時代に

俺はあんな「ああ 神様のお陰ですとかいう話は嫌い」

ていうやつがおったですが

そんな話じゃないですよアン。

そうですね〜あたしは自他共に認める「アンフリーク」ですが

他の作品も好きだし読んできたんですよ?

オルコットの『若草物語シリーズ』も『昔気質の一少女』

花物語』とか『パレアナ』『スウ姉さん』とかのEポーター作品

嵐が丘』とかのブロンテ姉妹作品

レベッカ』『秘密の花園』とかもう、「家庭小説」「少女小説

と言われるものはあらかた読みましたです。

みんな素敵で楽しかったですよ

若草物語』なんかは流石の大作ですね、何遍も映画化されるのが

わかります。

あたしは、物語の『行間の向こうに景色を見る』のが好きなんで

技法や文章力だけではなく、やはり実体験をベースにした

物語が好きなんだと思いますね。

その中でも、やはり『赤毛のアン』が一番好きかなぁ

■なんでもない日常

なんですよね、アンの話。

朝起きて、家事したり、学校行って勉強したり問題起こしたり

フツーの毎日の積み重ね

その、たおやかな、穏やかさがいいのかなぁ

劇的なことは余り起こらない、小さな喜びや悲しみの積み重ね

その中で流れていく時間

作書モンゴメリの見てきたものが行間に垣間見える

活字の向こうからカナダの草いきれが、風が感じられて

すごく読んでて落ち着くんすよ「アンシリーズ」

若草物語も少し劇的だけど、四姉妹の日常がつぶさに描かれていて

これもまた、行間からアーリーアメリカンの空気が感じられて

いいんですが、が。ちょっと昔すぎかなぁ

アンは時代的に明治時代のお話で

電化製品とかがないだけで、生活スタイルは

基本現代と乖離していない、学校あり高校受験あり

でも若草物語南北戦争の時代の話ですよね確か

まだ「社交界」と言うものがはっきりある時代

(アンも田舎の話なので無かったのかもですが)

だもんで、ちょっと時代劇すぎるかな?あたしには。

■初めてアンと接したのは

中学の英語の教科書ででした。

確か『アンレイチェルリンド夫人に謝る』の回だったと

思いますが、「変わったコだなぁ」位でしたが

高校になってペリーヌの後アンの放映が始まって

アニメと同時に原作も読む様になって

(電車通学で通学時間が長かった)いつしか

全巻読むように。

■でもアニメの力は偉大

原作も大好きですが、それと共にアニメも大好き

流石 高畑監督ですね

近藤さんのキャラクタも素敵で、音楽も井岡さんの美術も

素敵で。

宮崎さんも最初は言っていたけど、コナンの方に行っちゃって

まぁ宮さんには日常すぎたかもです

(アンは嫌いだ と言った説話が残ってる)

美味しそうな(豪華ではなくても)料理やお菓子が出てきて

綺麗なカナダの自然が描かれて

ナレーションが入るので、音だけでも進行がわかるし、ホントすごいです

きちんとロケハンされていて、資料もきっちり照らし合わせての作画

櫻井さんの画面構成(レイアウト)の妙

世界名作劇場』はその前のカルピス名作劇場からの

流れをくむ良質のアニメですが、アンはハイジ、母を訪ねて

に並ぶ突出した良質作品だと思います

今改めて鑑賞して、やはり感動は薄れません。

ええもんはええんですな。

■影響下

でね、お恐れながら、あたしの作品 それを踏まえてこれまた

読み返してみると、やっぱ

あからさまに

アンの影響受けてるなぁと痛感。

(勿論遠く及びませんがね)

オーパルシリーズやアヴィは

自分でも『魔法の赤毛のアン』(笑)と言っていたんですが

当たらずとも遠からず です

■あたしの描く道

前回、大砲とスタンプの登場人物みたく、

「嫌な奴」が描けないなぁ

と嘆いていた私ですが

やはりあたしの性に合うのは『アン』のような

いつもの日常ものかもしれないな。

その点でARIAとかが好きなのも共通してるのかも

まぁARIAはちょっと系統が違うかなぁ

とりあえず50話あるので、今暫くは楽しめます。

そのあとはまた、原作を読み返していこうかな

辛い日常には逃げ込む夢の国が必要なんですよ

それは人によって様々で

それでいいんですよね。

ああ いつか同じアンフリークの人と

思いっきりアンや家庭小説の話で盛り上がってみたいなぁ

ラカンだからなぁ無理かな

 

…しかし、それにしてもNHKでやっていた

『アンという少女』は酷かった

 

 

 

大砲とスタンプ

皆様お久しぶりです。CHOKKOです。

ご機嫌如何?相変わらずコロナ禍で大変ですが

頑張りましょうな

大砲とスタンプ

…という、作品をずっと読んでいましたのですが、

今回の第9巻をもって終了 となりました。

連載10年になるんだそうです。

やぁ、そんななるんすね。

速水螺旋人 と言う作家さんの作品です

講談社刊)

■読み出したきっかけは?

さてはて?何だったかな?どなたかに教えてもらったのか

ネットで見つけたのか もはや定かではないですが

初めはブックオフで買って読んでたところを見ると

連載開始からだいぶ経ってからの事だと思いますが

ともかくも、可愛い絵柄に惹かれたのは確かのようです

■かわいい絵柄のコミカルな戦争もの

ストーリーは、とある架空の大公国の兵站

(補給等を担う後方支援の事務部隊)に所蔵する

メガネの女の子 マルチナ・マヤコフスカヤ大尉(当初は中尉)

と管理第二中隊の面々が引き起こすドタバタ劇

 とあたしも思って読んでいたんですが

そのうち、なんか殺伐とした話になってきて

人死はやたら出るし、策略を巡らす嫌な奴は出てくるし

女を平気で殴るとか、撃つとか多々出でくるし

なんかなぁ 救われないお話に。

なんか、読んでると気が滅入ることが多くなって

暫く読まない事がありました。

■しかしそれもまた作品

でも、戦争なんですから、笑ってばかりもいられない。

後方支援の兵站軍だから、前線での華々しい戦闘ものにするわけにも

いかないでしょうしね

『この世界の〜』のような完全な銃後という訳でもないですし

また、読み出しました。

■つれつれ考えてみたんですが

あたしの、作品「オーパルシリーズ」や「アヴィシリーズ」なんかでは

こういう『やなヤツ』や智略を巡らす『悪』が出てこないな と。

というか、あたしがその手の登場人物を描けないんだなぁ と

改めて認識した次第。

それは、多分あたしが「弱い人間」だから。

ぽわんと、頭の中お花畑な奴なんで、わいわい楽しい日常を描いて

そこに逃げ込んでいるんだな と認識。

例えばね、あたし昔から、「何かを失ってもその次を目指す」

と言うのが嫌いで、例えば魔法ものだとしたら

『魔力を失っても、その先を目指す』とか

この人のためになるなら、魔力を失っても幸せ

…的な話が嫌いでした。

小説の『スウ姉さん』のように、才能に溢れていたのに

生活環境の変化のせいで、夢をあきらめなくてはならないけど

好きな人といられるなら、それで幸せ… 

なのを、とても恐れて。

だから、『この世界の片隅に』で

すずさんが右手を失う のにものすごい恐怖を覚えます

(今も)

あたしなら、こんなの描けないなぁ

まだ死なしてしまう方が と思うわ あたしゃ。

いや あの話はああでなくてはいけませんが。

あたしにはでけない。

それは多分、あたしと言う奴が、自分で未来を切り開く力を持って

いないから。

だからいつも、『このまま』なのがいい と

ダラダラと現状維持で。

〜悪くない現状〜の その現状を変えたくない、

変えられない そんな人間なあたしは

変わることに耐えられない、やわい人間なのだと。

芯が強くない んでしょうね

だから人にいいようにあしらわれる。

また物の本質も見えていないから、

きちんとしたことも出来ない…。

いけませんな。

もし、あたしも肝のすわった人間になれたら

描く作品も少しは幅が出るのかなぁ

今度オーパルシリーズには前から言ってます

『バイオレット・モーガン』てちょい悪な魔女が出ますが

まぁドロンジョ様みたいな奴なんで、一見悪そうで

結局人のいい奴になるのが関の山 だろうなぁ

この先、オーパルやアヴィに殺伐とした話も出てきそうにないし

大砲とスタンプ

で話がまとまんなくなってきましたが

大砲とスタンプ 最終9巻に至って、登場人物が

バタバタ死んでく話運びに…

結構ショッキングな死に方する人とか

いてるし。

そういえば、以前 旧オーパル2「森の人」で

エクセル・リンダシュタットと言う水の魔女で

オーパルの叔母、トリックスのパートナーが

戦闘中に致命傷を負って、体が溶けて死んでしまう と

(因みにオーパルシリーズの魔女は死亡すると体が溶けます)

言うのを描いたところ、友人や、他サークルの女性から

「女の子が溶けちゃうのはちょっと」 と言われたことがあったなぁ

あの頃は若かったのか、今より少しは芯があってのかも知れませんね。

あ また話が逸れた。

この作品は(大砲とスタンプね)戦争を描いてはいますが

戦争の日常を描いているのみで、イデオロギーとか

反戦を描いた物でもないので、お話の終末も淡々と。

この作品らしいといやらしいのですが、はてさて

なんか釈然としない。

生き残った方々のその後もおまけ漫画で載ってるんですが

色々気になる〜

あの後、マヤコフスカヤ大尉がどうなったのか

お家に帰ったような描写があるのではありますが(ネタバレ)

いい仲になったキリールさんと一緒になったのか、ならなかったのか

とかね

でも劇中マルチナ嬢の右手がない描写があるんで(ネタバレ)

視力を失ったキリールさんの口頭筆記(キリールさんは作家)も

身の回りの世話もままならないんで

何も言わず身を引いたのかなぁ……とかとか

(でも嫁や彼女はお手伝いさんじゃないよね)

でもこの数年 十分楽しませてもらいました

速水先生 ありがとうございました。

あたしも頑張ったら、少しは人の記憶に残るお話書けるかなぁ

精進精進 まず酒減らそ。ww

 

 

2021幕開けました〜年頭雑感

謹賀新年 皆様あけましておめでとうでございます

CHOKKOです

あたし、ほんとは喪中なんで、葬儀屋のサイトとか見ると

おめでとう、とかお正月的なことはしない方いいらしいんですが

なんか、線引きがよくわからんので、とりあえず

普通にお正月迎えてます。

今年もよろしくです

■いつもとは違う年末年始

さて、コロナ禍で皆さん、いつもとは違う年末年始を

お過ごしだったかと思います。

CHOKKOも、いつも恒例の除夜の鐘つきも

氏神様での年越しカウントダウンも、何もない

静かな年末年始でした。

■初詣も

勿論、初詣も「分散参拝」が奨励されているので、

毎年恒例の元旦の初詣は行わず、

結婚以来、二十数年ぶりにお家で元日を過ごしました。

…とは言うものの、いつもの通り、氏神様や、近所の

神様詣では例年通り行ったので、そこは変わらず。

でも、夜に「なまさだ」を最後まで見たのと、朝方すごい寒かったので

初動が小一時間遅くなっちゃったい。

おかげで、初日の出は自宅からは拝んだものの

浜(湖岸のこと)に行った時には、お天道様はだいぶ上がっちゃって

白い光になってしまってたので、ちょっと写真映えせず残念。

あと、時間がずれたせいか、この年末の年越し行事が行われなかったせいか

氏神様や、近所の神社で参拝する方にちらほら出くわしました

例年は大抵、人に合わないんですけどね。

■本田神社が綺麗に!

で、そのあたしのルーチン詣での神社の一つに

本田神社と言うのがありまして、ここは

もと「浜御殿」という、膳所藩の本田の殿様のお屋敷があったところで、

今もその庭の一部が残ってるところなんですが、

元はほんとに薄暗く、ちょっと不気味なところだったんですが

昨年あたりから、整備されて綺麗な神社になりました

ここは「黄鶴稲荷」様と言う、お稲荷様が祀られているんですが

それがですね〜古墳の上にあるんですよ

黄鶴稲荷さんの下には、元は石室だったらしい祠に

石棺に掘られた、子育て地蔵様が祀られてたりして

なかなかディープで興味深いところです。

その横にも崩壊した古墳が有って、露出した石棺が見られます。

これらは、おそらく浜御殿だった頃から御殿の庭の一部として

あったと思われます。先述のように以前は薄暗い

荒れ放題な神社さんでしたが、今年行ってみると

更に整備が進み、明るく綺麗なところになってますんで

神社ファンの方、古墳マニアの方、一度訪ねてみると

面白いかもです。

御殿の遺構はありませんが、お庭の一部が残ってて

昔を偲ばせます。

でも、彦根城の松原御殿のようには残ってないんでご了承を。

最寄り駅:京阪瓦が浜

■でもやはり今年も日吉参り

さて、初詣とは、本来ご自分の氏神様、もしくは

地域の産土神様にまずは参拝するのが本当の初詣なんですが

それは、もう一日朝にお参りさせていただいたので

今年も大好きな「日吉大社」へ参拝 これは二日に行きました。

東京の知事が四日以降に とかおっしゃってたですが

三ヶ日〜松の内済んでからの参拝は如何なものかと思うので

二日に行きました。

■坂本 寒!

日吉退社の鎮座する、比叡山坂本までは、うちの家から

京阪で30分あまり、ですが、まぁ寒い寒い

朝早く行った(現着9時前)のもありますが、雪はところどころ

積もってるし、道が(しかも境内の土の道が)凍ってますやん!

■スムーズに参拝

でも朝早いせいか、二日に行ったのが功を奏したのか

いつも大行列の日吉さんがガラガラ!

ゆっくりお参りできて満足でした!

で、今年は感染防止対策で、手水舎が使わないようになっていて

代わりに長い竹筒から複数水を出して、一度に多数の人が手を清められるように

なっていて新鮮でした。勿論、柄杓はありませんが、

流しっぱなしの水が複数箇所から流れてるので、問題なし

実はあたし、いざというときのために紙コップと

更に手水そのものが禁止になっていた時用にペットボトルに

水入れて持っていったんですが、出番なし。

それで、元の手水舎はというと、ただ使えなくなってるだけでなく

水盤(手水鉢?船?なんていうのかな)にお花がいっぱいに浮かべられていて

その周りに門松が飾られてて、なかなか粋な感じ

最近、この手水鉢に花を飾るというの寺社でやられるところ多いみたいですが

なかなか華やかで、素適でいい感じですよね

勿論写真撮って来たんですが、撮ったのがデジカメで、Ipadと連携が

うまくいかないんでちょっとお見せできないのが残念

だれか詳しい人、教えて欲しいなぁ

■授与物も頂いて

で、西宮も東宮もお参りし、お守りや破魔矢など授与物も無事頂くことが

できました。今年は喪中の関係と、コロナ対策であたし一人での参拝

だったので、家族みんなの分を頂いて。

でも毎年可愛い巫女さんがお酌してくださる御神酒の授与はなかったので

ちょっと残念

しかし、日吉大社はいつ行っても気持ちがいい。神気は濃いし清々しいし

大好きなお社です。

上賀茂神社も好き やはり木と水ですかね〜

あそこも木々と小川がいい感じ。

■さてもう正月三日

さても、とうとう今年もスタートです

コロナ禍の問題も含め、色々問題は山積で、不安で不安で

仕方ないですが、何とか切り抜けて行けたらな と

思う今日この頃。

■今年こそは

そして、結局2020年は何も作品を残せず、コミティアにも出られず

友人にも会えずな一年でしたから

今年こそは、創作の歩みを前にと進ませ

元のように皆と笑って飲み会とかしたいなぁ

そう思う年の初めでした

どうか今年も宜しくお願いいたします。

 

嗚呼、2020年が暮れてゆく

皆様、お元気ですか?CHOKKOです。

早いもので、2020年ももうあと少し

いやはや、コロナに明け、コロナに暮れる

ろくでもない一年でした。

皆様 どのような一年過ごされましたか?

息子っちと一緒に厄除けのお参りした頃は

こんな一年になるなんて考えもしませんでしたが

本当に

公私共にいろんな事が有って、いつも以上に

あっという間の一年でした。

 

■変わってゆく

コロナのせいばかりではないんでしょうけど

一年前の(2019年)の年の瀬と、なんたる違い

世の中、というか、世界がコロッと変わってしまいましたよね

あたしのような、「変化」「改革」が苦手なものにとっては

本当に辛い時代。しかもこれはその辛さの序章に過ぎない

と言うのがねぇ。

■大変 と思うとった

今日、東京の1日の感染者が1300人超えたらしいすな

この分じゃ、又緊急事態宣言の発布もありそうすよね。

今、大変と思うけど、その大変と思っていたのが

懐かしく思うという時代がやってくるんではないかと

ひしひしと思うのです。

〜大変じやぁ思うとった、あの頃は

大変じゃ思うとったあの頃が懐かしいわ〜

まさに「この世界の片隅に」ですずさんの姑さんが言われていた

そんな時代が来そうな 不安だけが募る年の瀬。

■それでも歩みを

でも、そうは言っても歩みを止めるわけにもいかないですよね

今まで、やったことない、配送なんて仕事に回されても

畑違いの新事業に巻き込まれても

食っていくためには、生きていくためには。

前に進むしかない

解ってはいても、やりきれない。

精神状態は芳しくなく、

いつもいつも不安が苛みます

 

どうして、こうなったんだろ

 

いつもいつも心が重いです。

呑気に漫画描いていた、あの頃が懐かしいな

もう、昔には戻れなないんでしょうけど

いつもいつも「あの頃が懐かしい」

■振り返ると

今年は一作も仕上げていない。

仲間とも会っていない。

でも、明けない朝はない と言うのを信じて

前へ前へ。

形は変わっても本質は変わらない

皆さん、そう信じて明日へ進みましょう

一年ありがとうございました

あたしは、CHOKKOは変わらずここに居ます

ここにいて

いつか、笑える日が来るその日まで。

耐えて、忍んで居ます。

■創作は

続けます。それを阻む不確定要素は多いけど

創作こそが、あたしの生きる道なんで

いつかまた、即売会に返り咲く日を夢見て生きていきます

■ありがとう

ありがとう皆様 一年ありがとう

あたしにとって、皆様にとって

来年が良い年でありますように

 

長い繁栄と長寿を

 

2020年12月31日 CHOKKO拝