ちょこチップス

お気楽CHOKKOさんののほほんな毎日

そう云えば…アレは

■ホッチキスの…針?たま?

今朝、テレビで『がっちりマンデー』で

ホッチキスの針作ってるMAX社を取り上げて、一日

一億以上の針を作ってる、てのやってたんですが、

見ながら

そう云えば、昔ホッチキスの たま 云うてたなぁ

と思い出しました。もう最近は云わなくなった気がしますが

たんまに、ふと口をつくワ―ドってありますよね、

国鉄 とかね(笑)

で、そのホッチキスのたま問題。

ちらっとネットで調べてみたんですが、やっぱ

あたしみたいに、たま 云うてしまう人も居るにはいるみたいで

とある、情報では針 と呼ぶ人が46%、対してたまというひとが

18%というのが出てました。

で、なんで たま 云ってたのかなと思ったんですが

それに関しては、明確に説明してるようなのは見た限り

出てませんでしたね。(詳しくは調べてませんが)

■そこで、CHOKKO的考察

ホッチキス…紙を綴じる文具のアレですね。でもアレ正式には

ステップラーですよね?

なんで、日本ではホッチキス(ホチキス)って呼ばれてるかと云うと

アレを考案した人がベンジャミンホッチキス と云う方なんだそうですが

日本では同様な文具、自動綴器が導入されたのが大正の頃だそうで

あの機構、針?を送るシステムが機関銃の装弾装置を応用して

作られたらしく、まぁ見た目も機関銃の装弾ベルトに似てますよね

そこで、日清日露の戦で陸軍が使っていた『ホッチキス式機関銃』

(水冷式のマキシム式じゃない奴) が

有名だったので、そのホッチキス社と考案者のホッチキス氏を

混同してステップラ―をホッチキスと呼称し出したんではないか?

と云うのが定説らしいです。

■…と、云うことは

あたしも、知らんてる間に ホッチキスのたま と云ってたということは

年長の誰かが周りで云ってたのではないかと。

で、あたしの祖父とか、近所のおっちゃんじいちゃん世代だとしたら

明治~大正時代生まれ 

その頃は 上記の成り行きで、 たま と

呼ぶ人が多かった。

ステップラーをホッチキス社製と勘違いして

機関銃なら中に入れるのは 弾。

で周りの大人が たまたま、云ってる内に

あたしも自然とホチキスのたま と呼ぶようになったのでは?

というのが自分の中で出した結論。

ま ちゃんと調べりゃどっかに正解が載ってんでしょうけどね。

ちなみに、うちの嫁は 針 云うそうな

なんか芯 云う人いてらるよね(笑)

みんなどう呼んでおられまっしゃろか ホッチキスの あれ。

暑中お見舞い申し上げます

お久しぶりですねCHOKKOです。

暑い日が続きますが如何お過ごし?皆の衆。

七月も今日で半分、前回から1か月も更新が滞ってしまいましたが

まぁ、仕事に追われてどこも行かず、何も書くようなイベントが

無かった…というのが現実…(笑)

■近況をぼっつぼっつとね

地震のおはなし

先月の末でしたか?(おいおい)大阪南部を中心とした

最大深度5弱の地震が起こりましたが、該当区域の諸氏

大丈夫でしたか?

あの朝…あたしは会社に向かうべく車で移動中でした。

丁度国道の橋の上で渋滞停止中にカーラジオがいきなり

ペンコンペンコンという例の不気味なアラームが鳴りだして、

自動音声が、地震ですというより早く揺れ出して

周囲を見ると橋の欄干に必死でつかまってる歩行者の方々が。

その後普通に出社したところ、別段物が落ちるわけでもなく

倒れるでもなくでしたが、若干PCのモニタが歪んでたのと

の引き出しが一つ開いていた位だったので、とくに気にも留めなかった

のですが、ニュースを見ると結構被害が

(小学生の子とかご老人とかお気の毒な)出てるし

帰宅後、家人に聞いてみると、次男坊は通学中に

乗ってたJRが山科駅手前で緊急停止し、二時間閉じ込められ

その後、歩いて山科へ行って、京津線(エライなぁ京阪)で

家に帰ってきたそうで、そのまま学校は一週間休校に。

なんでも通ってる大学の教室は被害が出たみたいで

ネットにアップされた画像見ると、教室の天井が構造体ごと

崩壊していて、ガチな被害。

車内閉じ込め云々で大変だったでしょうが、

授業中なら巻き込まれて死んでたかも。

う~ん、最近あちこちで地震ありますよね。怖いな

昨日の深夜にも地震あったし、やっぱ大地震が切迫してるのかも。

あたしの職場は自宅の『向こう岸』なので、琵琶湖跨いでいる橋が

落ちたら、帰宅困難者になっちまう!職場にも食糧備蓄しとこっと。

■雨も降り過ぎ

200人を超えたこの度の西日本豪雨災害、あたしの住んでるところは

大きい川も無いし、山際でもないんで、ただただ雨が降っただけで

被害なしでしたが、それでも琵琶湖は危険水位(プラス71cm)に達して

いつもいく渚公園はお水ひたひたで、近所の川は凄い水量で水が流れていました

(でも泥水じゃなくて綺麗な水でしたが)。

でも市のハザードマップ見たら家の裏すぐま浸水区画なのでこれも万が一、いや

いつかに備えて準備しておかなくては。

そしていきなりの高温注意報。何38度40度て。夏も暑過ぎ

夏は暑い方が夏らしいけど、暑いにもほどが有るやろ。

そんな中の会社の草刈。もうやめて、せめて草刈機買って

の草刈がまでは手に負えへんし。

とにかく、被災地の皆様、それ以外の皆様もどうかご自愛を。

でも倉敷って(ていうか岡山)ってあんまり雨降らないんじゃなかった?

それに、呉…一度旅行で行きたかったですが、それどころじゃないですね

当分は…一日も早い復旧を願ってます。

そうだ、竜巻が起こった米原のみなさんも、どうか復旧しますように。

■最近買った本

さて、話変わりますが、最近 滝沢聖峰さんの

『女流飛行士マリア・マンテガッツァの冒険』をまとめ買いしました。

現在4巻まで刊行中。1巻は大分前に買ったんですが、予算の関係で

『とんがり帽子のアトリエ 』とか『大砲とスタンプ』購入のあおりを受け

後回しになってたんすよね。

主人公が女性ってのは滝沢さんの作品としては、珍しいのかなぁ。

舞台も一次大戦の後1920年代で、出てくる飛行機も複葉機

最初、いつもの大戦中男性主人公ものと勝手が違って、

ちょっと戸惑いましたが、今はすっかり楽しませて頂いてます。

あたしも、詳しくないものの、小学生の頃幾つか複葉機のプラモ

た時が有って、フォカーDとかソッピースキャメルとか

懐かしかったです。

当時の飛行機は非力なエンジンを布張りの軽量機体と

複葉でカバーして飛び回ってて、

まだ飛行機にロマンや冒険が似合う時代

飛行機がかわいいすよね

宮崎さんの『紅の豚』はもう少し後の時代になのかな?

どちらも飛行機にロマンを感じるあたり共通項かな。

これも暫く楽しめそうです。

ところで主人公のマリアさんは何歳くらいなのかな?

大人っぽいところと子供っぽいところが交じってて

無邪気でかわいいです。

■自分の作品わいや

訳:自分の作品はどうなってるの?(笑)

はいはい描いてますよ、牛歩の歩みですけどね。

進捗状況は詳しく書くと突っ込む人が続出しそうなので書きませんが

止まってはいません。

今回の話はオーパルにしては、一寸毛色が違う、というかティム中心の

話しで、視点がずれてるせいか妙に進めにくいや。

あらすじとしては、ティムの誕生会に妹のファンとジェニーが画策して

オーパルを招待して喜ばせようとするが?てな感じで進めるんですが

大まさるさん描くところの『健康的なお色気』を描いてみたくて作った

作品なので、まぁたオーパルのイメージと違う と云われるかも…

ま これ以上はネタばれになるので

(なるからといってどう問うことも無いけど)完成したらまた

発表します。

■とりあえずエントリー

そんなこんなで、また見切り発車でエントリしました関西コミティア

9月30日なので、もうあまり時間がないですな

昔のオリンピックじゃないけど、参加することに意義が有る…と信じて。

しのごの云わず頑張ります。

■これから

最後にこれからやってみたいことは、まず

オーパルウィキみたいなのをここ(ブログ)に書いてみたいす

ほら、検索で良く出てくるウィキペディア あれ風の作品解説

ああいうのやってみたいな。

あと、もうすぐ平成も終わりなので、

『CHOKKOが見た昭和』のコミックエッセイみたいなのを。

これは実はかなり、マジで考えてます。

あたしももう、孫見る年頃だし、忘れないうちに

子供の頃、若いころ見てきた、感じた

身の程の昭和をきわめてローカルにエッセイにね、してみたい。

 

ではでは、長々すみませんでした。

 

 

あおによし 新緑の春日の森へ

どーもこんちわCHOKKOです。

とうとう梅雨ですね。雨降りは傘持たないと行けないし、

休日は自転車移動のあたしとしては、外に出にくくなる

少々憂鬱な季節の到来ですが

これも自然の事象、水の恵みに感謝して

この季節を楽しまなきゃですね。

■梅雨入り直前、愛しの奈良へ

さて、先週(6月2日)の土曜日、もうそろそろ最後の晴れ間だろう…

と云う事で、久々に大好きな奈良に行って来ました。

春日大社のすべて展

この日の目的の一つは、奈良国立博物館で10日(あ今日か)で

の開催中の『春日大社のすべて展』を見にゆく というもの。

神仏習合の象徴的寺社で有る春日大社の社宝がほぼすべて見られるとあって

早くから楽しみにしておりました。

さて、当日予定していた到着時間より遅れること一時間余り、

近鉄奈良駅から奈良公園に向かう道には沢山の観光客の群れ、

しかも九割外国(そのうちほとんどが中国台湾を始めとする東亜の国の方々

あと、少し欧米のお客様)の観光客の方、残り一割はほぼ邦人修学旅行生、

後は鹿という混雑で、

すべて展もどんなに混んでるやと思いきや、意外と空いていて

ちょっと一安心(笑)。

これが秋の『正倉院展』となれば、近鉄奈良に着いた11時近くでは

出遅れ間違いなしだったんですが、ラッキーでした。

さて、博物館入口に佇んでいた鹿に、朝家を出遅れた愚痴を聞いてもらって

館内へ…。いや~もう流石奈良。春日さん単体でも社宝は国宝、重文の

オンパレード。

正直、CHOKKOの好みと、個人的意見で云わして貰えば、

正倉院御物に比べると、代替平安期のものが多い

(平安の正倉院と云われるくらいなので)のと、カテゴリが

比較的偏ってるのも有って、少々地味、そしてマニアックなのは

いなめませんが、でもでも見ごたえ十分。

きらびやかな甲冑やまだ反りの少ない初期の日本刀、

緻密な春日権現絵巻など、満足な内容でした。

明治以前の神仏習合を表す春日曼荼羅も目にすることも出来て

とっても良かったです。

中でも、ご祭神 武甕槌命に捧げられた、約2.5メートルの

直刀・黒漆平文太刀拵 は、奈良期の反りのない刀、

それこそ大刀で迫力満点。

なんか凄く印象に残りました。

後、展示物の前で、しきりに

御蓋山若草山を混同している人が居る!』と傍らの方に

憤慨なさってるご婦人がおられまして、興味深かったです。

曰く、三つの峰が三笠だからと混同してる、そうじゃない

御蓋山には人は登らん! と。

なるほど、よく若草山の山焼きと五山の送り火を混同視して

大文字焼き 云う人いますもんなぁ。うんうん。

■春日の森へ

さて、もう少しゆっくりしていたかったんですが、

次の目的、春日大社参拝、という予定があったんで、

泣く泣く移動。

そうそう、お土産はあんましいいのなかったので(失礼)パス

時間的にお昼時すぎでしたが、一刻も早く春日さんへ

行きたかったので、そのまま春日大社へ。

春日大社も大混雑

さて、博物館から暫く歩いた奈良公園に隣接した春日大社

ここも観光客と、鹿とでまんいんこ。

でも春日さんへと行く小道は新緑の木々と木漏れ日で

とても良い気持ち。

で、なんであたしが春日大社へ行こうと思ったのかというと

こ数カ月、勤めている会社が経営陣の刷新に伴う

大改革で、勤務体制が以前ところっと変わってしまって、

以前の、のんびり、ほんわりした会社で30年過ごしてきた

CHOKKOは、生来の気質と相いれないことが多すぎ、

もう、ストレスやら荒魂やらが溜まりまくってしまって

又、まんまし良くない事柄ももたびたび起こって

もういっぱいいっぱいだったので、

ここらでひとつ、神様におすがりしようと思った訳です。

さて、そんなこんなで、春日大社、若宮を無事参拝。

なんとなく、心が軽くなった気がしました。

奈良公園に方向に戻ろうとした時、小さな、ホントにちいさな

子鹿を連れた母子鹿が観光客に出会ってるとこに遭遇。

そういえば、この初夏は鹿出産シーズンで、鹿苑で子鹿の

公開もやっていました。

考えたら、あたしが奈良へ行くのは大抵秋なので

子鹿や若い鹿見かけるのって初めてだったかなぁ

オスの鹿も『角きり』の前なので立派な角生やしてるし

(しかも袋みたいな表皮をまだ被ってる)

いつも見慣れた奈良公園の鹿が、今回はなんか新鮮でした。

でもやっぱ、奈良公園の鹿いいですよね、可愛いし

おとなしいし。

ああ、カメラ持って行かなかったのが残念…。

(あたし、携帯持たしてもらえないんで)

■遅い昼食の後、久々に奈良まち界隈に

3時半ごろ、東大寺参道前の交差点にあるお店で

うどんに柿の葉寿司が三つついたうどん定食(920円)

を、4時までです~と急かされながら食べて、

奈良駅前に戻り、そのまま帰ろうと思ったんですが

ふと、『そうだ、ならまちへ行こうかな』と思い立ち転進。

■考えると10年ぶりなのか?

で、東向き商店街、もいちどの商店街を観光客をかき分けながら

ならまちへと向かいながら、つらつら考えてみると、

以前訪れたのは、たぶん10年ほど昔、嫁様と正倉院展

見に行った帰りに立ち寄った時以来なのかなぁ。

その時、ちりめんのウルトラマンタペストリーを二つ

子供たちのお土産に買って帰りましたが

それはいまでも、うちの階段ゆれておるのでありました。

■ならまちも変わったな

さて、つらつら歩いて辿りついたならまち、もう以前の記憶は

朧げながら、町屋を改装した、カフェや店屋さん、食べ物やが

軒を連ねていて、その変わりようにビックリ。

相変わらず、細い路地に軒の低い奈良町屋

軒先から下がる『身代わり申』の街並みの風情は健在でしたが

前、来た時こんなお店無かったような気が…時の移ろいを感じました。

■奈良蚊帳生地のお店へ

10年前、嫁様と訪れたならまち。その目的は当時雑誌で読んだ

奈良蚊帳生地のお店 吉田蚊帳 さんへ行くことでした。

で、今回久々に訪問することに。

何回も道に迷いながらなんとかお店に辿りついて、お土産に

ならまち布巾(染め)を自宅用に一つ購入、あわい青い色の

蚊帳地でできた綺麗な布巾。

(子供の頃は 釜ぞっきん てゆうてました)

以前来た時は、同じものの染めてないものを実家の母に

お土産に買って帰りましたが、今回は自分用にお土産です。

■時間が

でも今回は朝の1時間余りの出遅れで、時間が押していたので、

もろくに見られす残念、また別の機会にゆっくり訪れてみたいものです。

■それにしても、奈良が好き

う~ん、CHOKKの奈良好きは結構知人の知るところなのですが、

にしても、あたしは奈良が好きですね。

なんだろ、奈良に行くと心が落ち着くんですよね

特に良く行く、奈良公園しかり平城宮跡しかり、斑鳩の里、明日香村しかり

そこで佇んでいるだけで、すっと心の蟠りが解けて行くような気がします。

なんか、前世は万葉人かいな、という感じに。

志賀直哉が随筆で、奈良を評して

『今の奈良は昔の都の一部に過ぎないが、名画の残欠が美しいやうに美しい』

と書いていますが、あたしも全く同感です。

ここ数年で、すっかり観光客が溢れかえるようになった奈良ですが、

それでも奈良は麗しい。

まるで、全域、奈良そのものが鎮守の森、神社のなかにいるかのような

そんな雰囲気を醸しているようにCHOKKOには思えます。

折を見て、またゆっくりと訪れたい、奈良でした。

 

関西コミティアご来場有難うございました♪

5月20日の関西コミティア 良いお天気のもとで

無事参加することができました。

■お隣は~

さて、今回はお隣さんが、お友達の

『STUDIO BULL's EYE』さんでした♪

いや~、ブルズアイの石岡さんとは、もう何年の

お付き合いになりましょうか…古くからの盟友で

たまに、お隣同士になります。

話も合うので、今回も楽しく過ごせました。

いつも有難う御座いますです。

■ボウズは回避

さてね、かねて申しましていたように、今回も

新刊が御座いませんでしたし、お客さまも

ほとんどお出でになりませんでしたので、もうとうとう初ボウズか

と覚悟しておったんですが、なんとかお一人お買い上げ下さりまして、

ボウズはかろうじて回避。

生憎、あたしが席外している時でしたが、

お店番してくださった、井上先生によりますと

NT-1とトラッシュ2をお買い上げ下さったようで、

ご新規さんだとのこと。たぶん席外す前にお菓子下さった

方だ、と思うんですが、どうでしょう、気に入って頂けたら

うれしいんですがね~

■うらやましいなぁ

さて、そんなわけで暇していた今回ですが、

お隣の石岡さんとこには、ファンらしいお客様

(それも女性)がお出でになってて、

石岡さんとマジックネイルズ(石岡さんのメイン作品)シリーズ

の話で盛り上がっておられました。

いいなぁ、うらやましいな

うちも本買って下さる方は結構いるんですが、

作品の事で読者の方と話して、盛り上がるなんてことは

あんまりないので、ホントうらやましいです。

う~ん、そのあたりが、うちとブルズの格の違い…

ってやつかしら。

でも、あたしも石岡さんのマジックネイルズのファンなんで

それは分かるなぁ

石岡さんの作品の(あたしの個人的イメージは)

『眼力』と『ミスト感』が心地よいし、お話に深みが有りますね。

うちゃ~女の子がわちゃわちゃしてるだけだしなぁ。

でも、いつか、うちもお客様とオーパルシリーズやアヴィシリーズの

話して盛り上がってみとう御座ります。

ま、その前に、それに値する作品描かなきゃね。

■次回は9月30日

さて、次回は参加は未定ですが、スケジュール的には

9月30日に天満橋OMMビルです。

がんばって新刊上げなきゃ。

 

日吉東照宮に行って来ました

こんちわ。大型連休も残りわずかですが

皆さんどこかへ行かれましたか?

あたしはカレンダー通りのお休み頂いたんですが、

4日に地元の祭りで親類と食事したほか

なんもしていません。

■いつもいつも旅行には行きたい病

でも、折角の連休なんで、なんか休みらしい事

したい、どっか旅行に行きたい…

でも、金無いしCHOKKOは、なにより行動力というものが

皆目無い奴なんで、いっつも旅行に行きたい行きたい言いながら

もんもんとしてるんすよね。

でも、引き籠ってるのも馬鹿らしいお天気なんで

5月4日 サイクリングがてら

前々から行ってみたかった、坂本の

日吉東照宮 というお宮さんへ行って来ました。

日吉東照宮

自宅から愛車のマウンテンバイクで約1時間半ほど

坂本の比叡山山麓にある日吉東照宮に到着

 

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 拝観料200円払うと、中まで入って、拝殿に

上がらせてもらえるのだそうで、写真もどうぞ、とのことなので

お参りしたあと、早速中へ

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 拝殿入口の破風の彫り物のアップ

極彩色の彩色がきれいですね。

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拝殿の中にもあがらせて頂きました。

格子天井 というのかなこれ、なかも極彩色です。

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反対側から。

画面右手、石の間という空間を挟んで

その奥に本殿があります。こういう建築様式を

『権現造り』というのだそうですが、その発祥が

この日吉東照宮なのだそう(説明書による)

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建物左側面。 手前が拝殿、真ん中が石の間、奥が本殿

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こちらは建物右手側面奥から

壁にも色々描かれています。

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ここは、東照宮と云う名から分かるように、

徳川家康ゆかりのお宮さんなので、いたるところに葵の御紋が

あるんですが、それと同じくおおいのがこの法具の紋というか

デザイン。

密教で使う三鈷というものだと思うんですが、違うのかな?

先述の説明書によると、元和九年造営され、寛永年間に

再建着工、寛永11年(1634年)に正遷座が斎行

というから、ざっと384年ほど経ってるらしいです。

で、寛永13年春に日光の東照宮が再建、正遷座されてることから

ここが、日光東照宮の雛型になったと言われているのだそう。

じつは、これが、CHOKKOがここを以前から見たかった理由で

有名な日光の東照宮は見たこと無いけど

そのテストベットになった建物が、地元に有るとは…と

まえから見たかったんですが、なかなか来る機会がなく

ようやく来れました♪

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しかし、うちからずっと坂をこぎ続けて来て

ふと気が付くと、ここは結構な高さで

…やぁこげにあがって来たんかいねぇ

とちょっとびっくし。(笑)

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正面には三上山が

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右手には走ってきた道越しに、住んでる町が

見渡せます。

でも考えてみたら、比叡山の麓なんだから

あたりまえか。

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ちょっと写真が前後しましたが、

これは拝殿の前に有る唐門の屋根の内側。

建物、唐門大分退色しているとは云え、なかなか見事な装飾

修復されたらさぞや見ごたえ倍増なことと思います。

ちなみに拝殿は国宝。この唐門、その横の透壁は重文です。

ところで、この日吉東照宮日吉大社のすぐそばに有るんですが

豊臣秀吉ゆかり、ここは家康ゆかり とおなじ日吉さんの系列

なのに面白いですよね。

社務所では、葵の御紋のついた印籠に入ったお守り というのも

授けていました。~この紋どころがーと水戸黄門ごっこできますよ♪

位置的には日吉大社の参道を左折して、比叡山ケーブルに行く

道の隣、つまり、比叡山高校の正門左隣に位置します。

日吉さんから歩いて10分位。

日吉さん、もしくは比叡山ケーブルにお出での際は

是非お立ち寄りを、なかなか見ごたえ有りですよ。

あたしは、建築様式とかには疎いんであれでしたが

それでも、充分行ったかいは有りました。

■帰りに琵琶湖大津館で寄り道

帰りはうみ…ああ、滋賀県人は琵琶湖の事 うみ。いいます

最近の若い子らは云わんようですが、

あたしらみたいな年寄りは、うみ、にいって

はまで遊んでくるわ~ と云うて遊んだもんです。

淡水の海、近つ淡海 が転じて近江と云われています。

だから、最近は あみんちゅ なんて言ったりする

ことも(淡い海の人だから~淡海人~)。

ま、いいや、ともかくそのうみの方に降りてって、

旧琵琶湖ホテルの琵琶湖大津館で一休み

この日は結構お客様来てましたね、観光バスの横づけも

あって団体さんもお付きでした。

琵琶湖大津館は柳崎湖畔公園 という公園の中に

あるレストハウス

以前は歴史ある琵琶湖ホテル本館で

色んな、著名な方も泊らったところ。

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でね?これなんだかわかりますか?

実は館内のレトロなエレベーターの中にあった操作盤

懐かしいな。最近みないですよね、みんな自動式の

ボタン式になってしまって。

あたしらの子供の頃は

京都とかのデパートとか行って、エレベーターに乗ると

エレベーターガールと呼ばれる女性の方がいらっしゃって

『どちらまでお出でになりますか』と客に聞いて

このレバーをガチャンとやって指定の階まで

動かしたものでした。

デパートガール、エレベーターガール、

かつての花形職業でした。

関係ないけど、そう云えばエレベーターの内側扉

(網みたいな蛇腹みたいなやつ)も知らんてる間に

なくなりましたよね。

若い人は知らんでしょうけど。昔

エレベーター自体に扉無くて、その蛇腹しめて

移動して…て時代もあってんすよね

あたしの子供の頃はまだあったなぁ。

■遠いところも良いけれど

ああ、脱線しかけてる 話し戻さなくちゃ。

で、旅行 遠くへ行くのも素敵ですが、

結構 地元で知らないところ、行ったこと無い、見たこと無いって

あるもんだなぁ、と思った今日この頃。

どうせ、ちゃんとした?旅行へ行けないんだったら

せめて、近場、地元は制覇したいな と思った

CHOKKOなのでした。

 

 

 

 

ペンギン工房 コミティア参加情報

こんにちはCHOKKOです。

さて、来る5月20日の関西コミティアですが、

参加決定です。

ブースは K-50 です。

会場はインテックス大阪2号館。

ちょーど会場の真ん中辺りの、好立地♪

…なのに、新刊がない。

前回も落としたのに…。もーしわけございません。

前回のコミティアからこのかた、

実にいろいろな事が有りまして、なかなか創作に

時間を割くことが出来ずにおりました。

仕事環境の変化、私生活の変化。あたしにとっては

心穏やかでない、七ヶ月あまり。

物理的にも精神的にも。

以前どなたかが

「CHOKKOはココロでマンガ描いてる」

とおっしゃっとりましたが、一理あるやも

知れません。やはり心の平安があればこその

創作活動なのかも。

その上実のところ、あたし自身、そろそろ

孫を見る年齢なんで、

体力的にも以前のように根が詰められなくなって

思うように枚数こなせない。のに最近やたらと

頁数が延びてしまって…。

まぁ、そんなわけで今回も新しい出し物ないんですが、

よかったらお気軽にブースにお出でください。

一応最近か…ああ、そういえば前回新刊あったわ。

トラッシュボックス2

今回出すはずだった、オーパル本他、アヴィ本

の設定画を中心にまとめたコピー本です。

そちらが新刊がわりですんで、よろしければお求めを♪

しかし、本編ないのに資料集て、本末転倒だなぁ。

お約束は出来かねますが、なんかペラいマンガが

描けそうなら、持ってくかもです。

そんなわけで、ダメダメですが、よろしければ

当日、インテックスでお会い致しましょう。

罰ゲームじゃぁ無い!

こんちわ、CHOKKOです

桜も終わって、そろそろ新緑の季節ですが、如何お過ごし?ブログ再開したものの、なっかなか更新できないでいます。

なんせ、スマホはおろか、今時携帯も持たしてもらえないので

思いついた時にササッと更新できないんですよねぇ。

さて本題

■滋賀と云えば鮒ずし…なのか?

テレビとか見てると、バラエティ番組なんかで、たんまに滋賀が

取り上げられることがあると、決まって話題にされるのが(毎回ではないが)

滋賀の伝統食、『鮒ずし』

たいてい、強烈なにおいの個性的な食べ物 的に紹介され

挙句には、芸能人や、芸人に試食させる時は、罰ゲームの

ような扱いに終始されている。なんか残念な食べ物的な

紹介がされていて。毎回見かけるたびに不愉快です。

■確かに臭いよ

確かに、臭いは発酵食品だから臭いです。

(私らは慣れてるのでそんなでもないですが)

でも、臭い と云うなら、クサヤ干物も、ドリアンも、

スエーデンだかアイスランドだかの、ニシンの塩漬けを発酵させた

で(パンパンに膨らんでる奴)も臭いのに、

なぜ、滋賀の鮒ずしだけがやり玉に挙げられて(臭い食品特集とかは別)

こんな、罰ゲーム的扱いを受けて笑い物にされなくてはいけないのか。

■言っとくけど、腐った魚じゃないから

戦国時代に、確か織田信長が、徳川家康をもてなす宴を開いた時に

明智光秀が、鮒ずしとか出して、叱責されたとか云うエピソードが

有った気がしますが。(間違ってたらスンマソ)

今でも、あれ、腐った魚だと思ってる人いるんではないでしょうか?

あれね、あたしぐらいの年寄り世代だと、子供の頃は各家庭(全家庭とは言わん)

で、手作りで作ってたんですよ、今と違って、鮒(二ゴロ)も簡単に手に入ったし

お漬物(ぬか漬け…あたしらはどぼ漬言いますが)みたいな感覚で

家で作るものでした。うちでも、親父が作ってたので、その工程はよ~く

見てました。

■水で発酵を制御する、高度な発酵食品

鮒ずしってのは、腐った魚に若干似てるけど(笑)似て非なるもの

それはそれは、手間と高度な発酵制御技術を要する食べものなんですよ。

詳しい作り方は今の時代ググるっての?検索したら出てくるだろうから

簡単に説明すると

1-鮒を塩漬にする まず、うろことって、えらの穴からえらと浮き袋

          内臓などをとった鮒を塩漬けにする(塩切りブナ)

このとき、鮒の水分が湧き出てくるから、これは捨てる

2-ご飯を鮒に詰め塩して、ご飯-鮒-ご飯と樽に交互に重ねて蓋と藁座布団

 の上から重しする

 このとき重しは蓋が水平にになるように調整

3-ごはんがしんなりと樽の底に沈んできたら、冷たい井戸水を樽に張って

 鮒の温度が上がらないように、毎日水を替える。

鮒ずしを作ってるのはご飯を餌として繁殖培養される乳酸菌、

鮒ずしは乳酸発酵食品なんですよ、今はやりの。

そのため、温度が上がると発酵が進み過ぎて、すっぱくなる以外に

手を抜くと、それこそ、腐った魚ができてしまう!

もうね、ギリギリのところで発酵制御しないと出来ない

すんごい手間のかかる食品なんです

あたしは、子供の頃から、あの大変さを見てきたので

昨今の、『鮒ずしと云えば罰ゲーム』的風潮に憤ってるんです。

きのう4月14日も某局の滋賀の健康長寿県ぶりを紹介する番組で

好意的に紹介してくれたのは良かったけど

結局は、くせー だの批判するコメントが多くをしめた状態で

コーナーが終わりましたが(おいしいというタレントさんもいたけど)

…結局こうなんだな、と。至極残念

■当たり外れがはげしい

まぁね、嗜好品なんだから、味に関しては好き嫌いが分かれて当然

また、臭いはきついですよ。

でも、鮒ずしって、各家庭、各お店で全然味が違うんですよ。

野菜のお漬物と一緒で浅漬けが好きな人もいるし、ぐっと寝かす

すっぱーい味のお店もある。

でも、ひとつ言えるのは、ちゃんと管理された鮒ずしって

そんな異常に臭くないんです。

特にプロの作ったのは。

だから、臭くてたまらんってやつは、先述の発酵管理(衛生管理)が

行きとどいていないものなのかも知れません。

あとね、グルメ番組とかで、『鮒ずし茶漬け』が初心者にも

食べやすい…て紹介するの見受けるのは、どうでしょう

あたしに云わせると、あれは返って臭いが強くなる気がするんですが

あたしゃ、お店でこれ食べたこと無いんで、お店で出てくるのは

家庭でするのとは違うのかも。

それと、鮒ずしには、発泡飲料(ビールとかチューハイとか)は合いません

げっぷがエライことになるす(笑)

やっぱ日本酒とか、ウイスキーとかワインとかかな

(あくまで個人の感想です)

■結論

とにかく、マスコミは鮒ずしと罰ゲームをセットにするのはやめろ。

好きな人は好きでいいし、嫌いな人は嫌いで良い、それは尊重する

滋賀県人でも食べられない人沢山居るからね

それに、今や高級品です。

若い人は、祭りや、正月に食べる機会も減ってしまって、ますます

希少な食べ物になっていくでしょうけど

でも近江の大事な伝統食品です

もう少しリスペクトよろしくお願いしたい。